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オリエント 第144話(第145話?)「思い描いた世界(後編)」の感想

2023-10-06 (Fri) 07:48

黒鬼神と戦う前に(団長除く)五大武士団が同士討ちで全滅とかひどいそんなのあまりにもひどすぎる…

あ、これダメだ俺、読んでる途中で完全に心折れてしまったかも。

なんだかんだここまでずっと読んできたんだから、せめて今回だけは最後まで読むことにしよう。それでもうきっぱり止めることにしよう。

それじゃあもう一度最初から読んでいくとするかな。

上杉武士団や武田武士団、武蔵達とも関わり合いのある人たちが意に沿わぬ殺し合いをさせられているのを見るのは何度見てもやっぱり辛い。

しかも完全に操られているのならともかく、首から上だけは思い通りに動く(正常に考えられている)のに、身体は自分の言うことを聞かずに殺し合いをさせられているのが可哀想すぎて見ていられなかった。

あの仲間想いが直江が苦しみながら仲間を次々と殺すところなんて見たくなかった。

武田の青志と春雷の仲良さげなエピソード見せられた後に、殺し合うところとかムリムリムリムリ無理すぎる。

あんなに仲の良かった武士団の仲間同士が殺し合うのは辛すぎてとても見ていられない。

しかも自分を殺した相手を憎んだり罵声を浴びせたりするのではなく、大切な仲間を殺さないために自ら死を選んだり、あなたのせいじゃないと笑顔で言ってるところがますます辛い。

(上杉武士団で)最後に一人だけ生き残った直江も自害とかあまりにも救いがなさすぎる…

って、あれ、なんかここで急に映像が乱れ始めたんだけど!?

え、今まで見てたのが、現実じゃなくて、四番町の四郎の理想の世界だった…ってマジ!?

なんだ良かった、本当に良かった…ヤバいホッとしすぎて泣けてきたんだけど。

さっきまでのがあまりにもリアルすぎたのと大高忍ならやりかねないってもあって全然気付けなかった。

とりあえず今回で読むのを止めずに次回以降も読み続けることにします…多分。

それにしても四郎は武蔵達にこんなの見せて、「良かっただろ?もちろん協力してくれるよな?」とかよく言えたものだなと。

これで本気で武蔵、小次郎、五傑将達が自分の理想に賛同してくれると思ってるところが信じられない。

いや四郎が他人の気持ちがわからない奴だってことはわかってたよ。

でもこれまで四郎が戦ってきた人間たちの行動パターンを見てたら、こんなん見せられたら死にものぐるいで阻止してくることぐらい容易に想像できるはずだと思うんだけど。

…まさか(武蔵、小次郎、五傑将達の中で)賛同するやついないよね!?

魂の声は本当は戦いたいと言ってるとか真実の世界とか誰もが人間の皮を被った鬼鉄刀なんだよとか、

普通の人間の俺には、四郎が言ってることが何一つ理解できないんだけど…

これならまだ四郎がただの戦闘狂やキレイな魂の色が好きなコレクターだったほうがマシだったような気がする。

でも鬼鉄刀についてはまだまだ解明されていない未知の部分が多いので、四郎の言っていることを完全に否定しきれないのもまた事実…

武蔵でも小次郎でも女神様でも誰でもいいから早く四郎の言ってることを否定してほしい!はっきりと敵と認識して立ち向かって欲しい!じゃないと読んでるこっちまで頭がおかしくなりそうなので!

追記

もし四郎が全部本当のことを言っているのだとしたら…

他の誰にも聞こえない声が聞こえるという点では、マギでアルバだけがイル・イラーの声を聞こえていたようなものだろうか。

人間の身体の中で、魂の声は(相手が仲間だろうが)戦いたいと言っているのに対して、脳は(仲間とは)戦いたくないと相反することを考えているのは、ある意味地獄だとも思った。

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Comments







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いくの

No Subject

なるほど言われてみれば…もし鬼鉄刀の声が聞こえるのが他の人間だったら人間同士を戦わせようなんて思いつかなかったでしょうしね。
マギのアルバみたいに一番聞こえてはいけない人間に声が聞こえてしまったパターンかもしれませんね。
2023-10-12-17:42 いくの(管理人)
[ 返信 * 編集 ]

No Subject

四郎の言ってる事は全部が全部間違ってるとは思えないのは僕も思います。
ただ、僕の場合は鬼鉄刀の未知の部分よりも
人間としての個と言う意味合いの方が強いです。
武蔵や小次郎、五傑将達のように平和を願ったり、
戦いを終わらせたい善性の武士も当然いますし
大半の武士がそっちだと思います。
でも全員が全員、そうかと聞かれると断言は出来ません。
序盤の方に出てきた小雨田のような
自分の事しか考えてない武士だって当然いると思います。
こう言う武士が五傑将の傘下の理由も
五傑将と自分との実力や人望の差を理解しているからでしょうけど、
考えを変えるとそう言う壁がもしなかったら?
そう言う野心家は平和になった後は平和の為よりも私利私欲で戦うと思うんです。
それこそ今回、四郎が見せた彼の理想の世界のように。

それに武蔵や兄弟達に助けられて腹を割って話したから
和解した秋弘もアレがなかったら兄弟を守る為なら
周りに誤解されたまま戦うタイプでしたし、
根は悪人じゃなくとも、そう言う気持ちから
周囲と対立する事を厭わない武士だっていますから。
秋弘がそこから抜け出せたのは武蔵や兄弟のおかげでも
秋弘と似た境遇の武士が他にいないとも言い切れませんし、
そう言う武士が周りから反感を買って
争いにならないとも言い切れませんから。
2023-10-06-07:46 花月(かづき)
[ 返信 * 編集 ]