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オリエント 第143話「亀裂」の感想

2023-08-09 (Wed) 06:35

今日発売の別マガに掲載されたオリエント最新話、色々と言いたいことがあるけれど…

とりあえず尼子の洗脳が解けて正気を取り戻してくれて良かった。

妄想じゃない本物の武蔵と感動の再会をすることができて本当に良がっだよぉおおおお~!!!!

(尼子が四郎に連れ去られて以来)武蔵達も俺ら読者もどれだけこの時が来るのを待ち望んでいたことか。

あれれ、おかしいな、俺ってばすごく嬉しいはずなのに目から涙が止まらないや。

それにしても中盤までは完全に一眞佐ペースで、

理想郷の能力に加えて黒鬼神の胎内にいるすべての人間に首輪をハメられたときにはもうダメだと諦めかけたけど、

まさかあんなあっさり四郎に倒されるとはちょっと拍子抜けだったかも。

大高忍作品にはマギのダビデのように何度倒したと思っても復活してくるやつもいたから油断できないけど。

そもそもなぜ一眞佐は四郎たちの裏切りを見抜けなかったのか…いやいつどこで裏切ろうとしてることは筒抜けだったけど、具体的に何をしようとしてるのか会話の内容まではわからなかったってこと!?

尼子復活したのはいいけど、黒鬼神を倒したら(黒鬼神から心臓を与えられた?)尼子も死んでしまうのだろうか…どうにか尼子を救う方法はないものだろうか…

でもでも四郎達が黒鬼神を倒した後に理想の世界を作るって話をしてたってことは…

黒鬼神を倒した後も黒犬…というか尼子は生き続けられる!?マジ!?

たとえ黒犬になったとしても尼子が生きていられるなら…絶望しか無い状況でちょっとだけ希望が見えてきたかも。

って、ちょ、せっかくこうして生きて再会できたのに、尼子ってば「死んだ方がマシ」とかなんてこと言い出だすんだよ!

え、よくよく読んでみたら、四郎の理想の世界が実現したらの話だったのかなんだホッとした…いやホッとしたらいけないのかこれ。

それにしても尼子に死んだほうがマシだと言わせるなんて、四郎のやろうとしてること…理想の世界ってどんだけヤバいのかという。

それに四郎は人間が鬼鉄刀にしか見えていないって、そういや初登場時とかもそんなこと言ってたような気が。

「肉体が滅びても魂が鬼鉄刀に宿り鬼鉄となって永遠に戦い続けることができるワクワクするだろう!?」

つまり四郎のやりたいことって、初登場時に言ってたこれ!?

もしかして人間を鬼鉄刀にしか見ていない四郎よりも人間を人間として見ていた一眞佐の方がまだマシだったりして…

それに四郎はケンカ相手が欲しい、戦いたいとも言ってるけど、そもそも武蔵や五傑将ですら敵扱いしていない四郎に戦いたいと思えるやつなんているのだろうか!?せいぜい信貴くらい!?

四郎がやりたいことも気になるけど、武蔵に何をやらせようとしてるのかも気になる。

こいつ武蔵の力が必要って言ってるけど絶対ろくでもないことのような予感しかしない。現に七緒達四郎派の黒犬達はニヤニヤしながら聞いてやがったし。

「そいつらを信じるな!!」ってやっぱり俺等にはオリエント唯一の良心の尼子しかいない。

とりあえず黒鬼神を倒すまでは四郎たちと共闘したほうがいいような気がするんだけど、尼子のリアクションを見る限りだと共闘しない方がいい!?

黒鬼神を倒すために四郎達と共闘すべきか、それとも四郎達に協力しない道を選ぶべきか…うむむむむむ悩む。

「八尋くん!」

七緒は本心から尼子のことを心配してくれてるみたいだけど、でもこいつ基本的には四郎に絶対服従だからなあ。

それに俺、黒犬たちが勝手に付けた八尋って呼び方すごく嫌いなんだよね。

あと七緒は最初から一眞佐じゃなくて四郎側だったことも判明したけど、まあ俺は信じてたけどね。

これで黒犬内のパワーバランスは完全に逆転し、五万理姉さんが孤立しちゃったよ…

今は四郎派の4人と、一眞佐派の五万理姉、そして武蔵側の尼子の3グループに分かれてる感じかな。

信貴のやりたいことが四郎と同じとはとても思えないんだけど

信貴にも信貴の考えややりたいことがあって、四郎が邪魔になったら四郎のことも裏切りそうな気がする。

それはそうと武蔵が刀気収束の奥義を一体いつになったら使えるようになるのか…

あと鞘の瞳の能力で茶の湯気のことを一目で看破した小次郎…最近の小次郎ホント頼りになるぅ。

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Comments







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いくの

No Subject

尼子から四番町の話を聞いていない内はまだ何とも言えませんが、尼子のリアクションからして普通の人間達にとっては今以上に地獄のような状況になるのは間違いないでしょうね…
2023-08-13-18:50 いくの(管理人)
[ 返信 * 編集 ]

No Subject

一眞佐を撃破?してくれた分には助かりましたし、
つぐみ達が助かったのは四郎達のおかげなのは事実なので
そこは普通に助かったと思います。
でも、だからと言って四郎を完全に信用して良いかは話は別ですね。
状況によっては一時的な共闘も必要になるとは思いますが、
四郎の今までの言動を考えると一眞佐も四郎達も
どっちも倒さないといけないと思います。
四郎は鬼鉄刀愛好者で同時に戦闘狂の一面もあります。
人間を人間として見ず、鬼鉄刀と敵対する強い武士しか興味がない人間が、
平和や多くの人々が幸せな世界を理想にするなんて事はないと思うんです。
管理人さんの予想するように四郎の初登場の頃の台詞が
全てを物語ってる可能性もありますし、
肉体が滅びてもその魂を鬼鉄刀に宿らせる事で永遠に戦い続ける、
この辺の意味を考えると真っ先に浮かぶのは
人間を鬼にする世界ですね。
人と鬼が共存(鬼が人を支配)するんじゃなく、
人を鬼にする事で自分と戦える強い存在だけが存在する世界、
人間が鬼となれば普通の人間も多少は強くなり、
武士も当然、鬼鉄刀を振り回す鬼と化しますし、
五傑将などが鬼となったら、それこそ四郎にとって
理想の戦い甲斐のある好敵手になり得ると思うんです。
それに鬼鉄刀の元である鬼鉄は元々は鬼の一部、
全員が全員、鬼になれば自分達の身体で
鬼鉄刀の修理も出来る、戦いに困らない、
四郎の性格ならそれくらい平気で考えそうな気がするんです。
四郎にとって理想でも尼子から見たら
死んだ方がマシって世界で思い浮かぶのはこれくらいです。
人間全員が鬼となれば四郎にとって
周りが強くなったり鬼鉄刀が鬼鉄刀も自力で直せる世界、人間が全員鬼になれば
人間を相手にするより身体も丈夫だから
弱い相手でも鬼の身体は人間よりは
簡単に倒せないからやり甲斐がある
戦闘狂の四郎にとって一番予想しやすい理想、
でも尼子みたいな一般人からすれば
人間が鬼と化し戦う為だけの存在なんて世界は
地獄絵図以外の何物でもないと思うんです。
2023-08-09-07:54 花月(かづき)
[ 返信 * 編集 ]