漫画の感想とかを書いています。【ネタバレあり】

大高忍先生の手書きブログで表紙がアップされた最新単行本第19巻は7月7日発売のようですね。

そして本編ではついに黒鬼神（＆黒犬達）との最終決戦に突入！！

…って、あれ、おかしいな、バトル漫画の最終決戦ってもっとこう盛り上がるはずなんだけど…

なんかこう色々とスッキリ（釈然と）しないものがあって、いまいち盛り上がりに欠けるように感じるのは俺だけ…！？

黒犬の考えてることは他の黒犬にも筒抜けなはずなのに、なんで四郎達の打倒一眞佐の悪巧みはバレないのかも明らかにされていないし。

そして武蔵…やはりまだ三喜人（和親）戦の敗北（＆三喜人に言われたこと）からまだ立ち直れていなかったか…

武蔵が強く待ち望んでいた最強の鬼神との戦いのはずなのに、心のモヤモヤが晴れないままとかこれちょっとマズくね？

そうこうしているうちに最終決戦の地・奥羽山脈に到着してしまった。ここに黒鬼神の角が…ゴクッ緊張してきた。

それにしてもこの景色のグニャーっとした歪み…まるで獅氏門が白刀の能力でやらかした後みたいだな。

直江とも再会…ここから本当に五武士団共闘の最終決戦が始まるかと思うとちょっと緊張してきた。

まだ黒鬼神の角は折れてなかったか…まあさすがにそんな簡単にはいかないよね。それくらいで折れるのならとっくに黒犬たちの妨害が入っていてもおかしくないし。

つぐみは北条の城に残ったのか。頼むぞつぐみ、お前たち緑刀武士の頑張り次第で玉藻姫や他の多くの人達が生き残れるかどうかがかかってるんだからな…！

猶予は残り7日間であることが判明…でもあんな極太な角本当に折れるのか…！？

五武士団集合全員で刀気を繋げば勝てる…そうか女神様のあの刀気収束能力だな！

あ、でも、武蔵はまだその技使えないんだった…あ、でも、武蔵は使えなくても女神様が出てきてくれれば今すぐにでも使えるんじゃね！？

その肝心の女神様はというと…「失敗した」と言ったきり引きこもったままだったりするんだよなあ。

しかもよりにもよって最悪のタイミングで武蔵が本当は富田勢源の息子ではないことがバレたし…

「力を受け継ぐのにふさわしかったのはそちらの本物の息子の方だった」

やめろ伊達、これ以上武蔵を追い詰めるようなこと言わないでくれよ…俺等読者までメンタル削られてしまうんだよ。

そんな時、みんなの前で刀気をつなげるフリをして、士気をあげてくれたのが他でもない小次郎だった件。

小次郎は本当に見違えるくらいに成長したよな。

「この七日間で刀気収束の奥義を使えるようになって見せる俺たち二人で」

おおおおおおなんか小次郎と二人なら本当にできる気がしてきたぞ。

「この役目を俺と武蔵の二人で分け合うためにあえてそうしたんだ。」

結局それがファイナルアンサー！？武蔵が小次郎と親しい友人だったから！？たまたま武蔵に武士の素質があってしかも魂の色が赤だったから良かったものの、自斎のやつ結構危険な賭けをしたよな。

それともまだ他にも武蔵を選んだ理由があるような気がする…のはさすがに俺の考えすぎかな！？

小次郎のおかげで三喜人が言っていた「手違い」なんかじゃなかったことがわかったはずなのに…

まだ武蔵のモヤモヤが消えない理由、みちる姫の顔が浮かんだ理由、ダメだいくら考えても俺にはさっぱりわからない。

いや武蔵これ今言わないと絶対後で引きずるやつだから！！

ともかくこれから最終決戦に向けて刀気収束の奥義を習得するための修行を開始だ！！

ええっ、いきなり武蔵＆小次郎＆五傑将が黒犬たちとの戦後交渉の場にワープさせられたってどういうことだよ！？

バトル漫画だとここは普通奥義を習得するための修行→最終決戦の流れなはずだろ！？

しかも戦後交渉のためって、まるでもう武蔵たちの負けは確定のような言い方しやがって一眞佐のやつめ！

「武士としての生き方を捨てる覚悟があるのならば息をすることだけは許してやろうか」

まるで黒犬の仲間（手下？）になれとでも言わんばかりだな。ちょうど三喜人がいなくなって一つ空席があるし。

この場に四郎たちもいるってことは…ハッ、ここで武蔵たちを味方に引き入れて一眞佐を裏切るつもりか！？

あと武蔵達がいなくなった後、奥羽山脈がグニャーってしてたのがすごく気になるんだけど…

ハッ、まさか四郎の能力で全滅させられたりはしていないよね！？よね！？それでもう一眞佐は戦後って言ってたのか！？

黒犬達が勢ぞろいってことは尼子は！？ハッキリとは見えないけど一番奥にいる！？。

この交渉の場で尼子というカードを使って武蔵たちを揺さぶってくる可能性…大高忍なら絶対やりかねないし。武蔵が尼子のことを知った時どれだけショックを受けるか想像するだけでも辛すぎる。