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オリエント 第132話「紅蓮刀気」の感想

2022-08-09 (Tue) 02:44

いよいよ武蔵が黒曜の女神からもらった新たな"色"の力が明らかに!…って、サブタイトルでバレバレだけどね。

前回ラストのアレ、武蔵が開いたのって「赤」の扉だったのか。

「赤」って武蔵の本来の魂の色だよね。ということはすぐに使いこなせるようになるかも?

あいかわらず漫画だとモノクロで色がわかりにくい…のはやっぱあえて狙ってやってる感じなのかな。

自斎がおまえを選んだ理由を自分で見つけ出せ!、か…

(でもそれって、自斎が殺された時に近くに女神を託せそうなのは武蔵しかいなかったから…じゃないの?)

結局力の使い方も教えてくれなかったし、あいかわらず黒曜の女神は厳しいよね。

でも前回武蔵が言ってたように、武蔵が本当に危ないときや困ってるときには必ず助けてもくれるんだけどね。

最近は黒曜の女神こそがこの作品の真のヒロインじゃないかと思えるようになってきたし。

新たに手に入れた「赤」の力で三喜人を倒すぞ!

おおっ、前回手も足も出なかったウーゴくん(←違)を一発で粉砕とか赤つえぇ。

莫大な質量の刀気をただ一点に凝縮って、おおっ、なんかよくわからないけどつよそうだ。

刀が変形して、つるはしとは思えないくらいカッコよくなってるし。

それにもしかしたら黒刀になったことで女神の本来の力を引き出せるようになってたりする!?

でもそんな武蔵と女神の力無しで互角以上に渡り合えるとは、悔しいけどやっぱ三喜人もつええ。

おおっ、武蔵ってば三喜人が手数勝負に変えてきたのにもちゃんと対応できてるし、いきなりの実戦で早くも赤の力を使いこなせるようになってきてる。これはもしかすると三喜人にも勝てるかも。

最後の極め技は親父さんの鐘巻一心流抜刀術…これで決めろ武蔵!

とおもいきや三喜人も同じ技を…って、えっ、なんで!?

少々揺さぶらせてもらうって…って、えっ、どゆこと!?

「(自斎の)一番仲のいい相棒だったから。」…って、まさか本当にお前が和親さん…なのか!?

和親さんって、女の人じゃなかったの!?(←驚くのそこ!?)

武蔵完敗…

黒曜の女神はこの色=赤も「一緒」に使えと言ってたけど、結局今回の武蔵は赤しか使えていなかったように見えた。

そこがもしかしたらそこが敗因なのかも。

さらに三喜人=和親の口から衝撃的な事実の数々が明らかに。

「自分で自分を食いすぎて、もう自分の元々の身体なんか心臓の周りの少ししか残っちゃいねえ」とも言ってたけど、

もしかすると身体だけじゃなくて心もほとんど残っていないのかもしれない。

だとすると黒犬になった後はまるで別人みたいに人格や考え方が変わる理由にも説明がつく…のかなあ。

武田の兄貴が黒犬側なのも、「絶対にお前らの仲間にならない」と言う尼子に対して黒犬たちが「それはどうかなあ」と言っていたのも、それが理由だったり!?

黒曜の女神が武蔵に渡ったのが「ただの手違い」だったとかそんなの嘘だ!?俺は信じないぞ!

たしかに三喜人は和親なのかもしれない。

でも三喜人が全部本当のことを言ってるとは限らないし、

三喜人が武蔵を揺さぶるために嘘を混ぜてる可能性だってあるし、

もしかしたら相棒の和親でさえも知ら(されてい)ないことだってあるかもしれないじゃないか。

それに前回、黒曜の女神は「自斎がおまえを選んだ理由を自分で見つけ出せ」と言っていた。

俺は三喜人よりも黒曜の女神を信じたい!

きっと三喜人が言っている以外にも武蔵が選ばれた理由があるはずだと信じてる!

それにしても武蔵が負けるとは…やっぱりショックが大きい。

たとえ小次郎が黒刀を手に入れたところでとても勝てる気がしない。

最後に俺が今ものすごく気になっている謎を三つあげてみた。

1.なぜ女神の宿主に選ばれたのは小次郎ではなく武蔵だったのか!?
2.なぜ三喜人は鉱山町で自斎を死に追いやった後、小次郎も殺さなかったのか!?
3.なぜ鉱山町で源介とお月だけは(周りに何を言われても)自斎&小次郎親子に親切にしてくれたのか?

この謎に対して、次の3つの説を考えてみました。

・武蔵が実は和親の息子&鞘の一族 説
・武蔵は小次郎(に万が一があった時のため)のバックアップ 説
・人質に取られた幼い頃の小次郎を守るため 説

これまでの話の流れからしても、やはり武蔵の出自にはなにかしら隠された秘密があるとしか思えない。

前回と今回、三喜人の(獅氏門や小次郎に対するそれとは違って)武蔵に対する当たりがあまりキツくないのも気になってた。

もし武蔵が和親の息子だとすると、ほとんどの謎が解決する…ような気がしてる。

(三喜人の武蔵に対する接し方が優しいのも、実の息子だとは知らなくても、本人を目の前にしたら何かしら感じるところがあるのかもしれないし。)

かつての相棒の息子なら、大事な女神を託すには十分な相手だと思うし。

それに自分の息子と相棒の息子が、自分たちでは成し遂げられなかった目的のために一緒に力を合わせて戦うって考えただけでも胸が熱くならないですか?

あと源介とお月なんだけど、実は二人は鞘の一族の協力者で、武蔵の存在をカモフラージュするために両親役を演じてたとか、ないですかね!?

あと女神を渡したのが小次郎じゃなくて武蔵だったのは、小次郎を守るためというのもあるような気がしてる。

だって自斎が殺された時、小次郎は人質に取られてて、すでに三喜人に目を付けられてたんだよね?

そんな状況で、小次郎に女神を渡したら、小次郎が真っ先に狙われるのは自斎にもわかっていただろうし。

あの当時、三喜人や黒犬にとって武蔵はただの小次郎の友達くらいな感じで、まさかただの農家の子供の武蔵に女神を渡したとは想像もしていなかっただろうし。

当時はまだ和親の心も残っていたから、自斎の息子の小次郎を殺せなかった…という可能性も考えられるけどね。

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Comments







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いくの

No Subject

大高忍先生のことだから、考えられる中で一番最悪の展開のさらに斜め上の展開に持って行きそうなのが怖いです。
2022-08-11-16:09 いくの(管理人)
[ 返信 * 編集 ]

No Subject

三喜人の事を考慮に入れて尼子の事を考えると、
良くも悪くも考えられますね。
まず悪い方に考えると尼子の命と尼子としての
自我を天秤にかけなくてはいけない可能性です。
三喜人はかつては和親だったと言うなら、
今はまだ尼子でも時間が経てば経つ程、
尼子が尼子ではなくなる可能性が高くなっていくと言う事です。
そうなってしまったらもう手遅れとなりますが、
かと言って今の尼子の心臓は黒耀の石です。
最悪の場合、尼子の命を奪う事が尼子を救う唯一の手段になりかねません。
ただし、逆に考えると時間は限られているものの、
まだ尼子を救う方法を模索する時間が残されていると言う事です。
時間が経つに連れ、本来の自我や記憶を失うのなら、
失うまでの最低限の時間が残されてるとも言えますし、
尼子が尼子じゃなくなる前に、
救い出せる手段が見つかればなんとか出来ると思います。
もちろんそんな手段はない、救うには尼子が尼子でなくなる前に
倒すしかないにもなりかねませんが、
まだ時間が残されいるのなら、尼子が尼子でいるうちに
救う手段を見つけて欲しいと思います。
今のままじゃ、仮に尼子と再会して連れ戻そうとしても
根本的な解決にはなりませんから。
2022-08-09-16:31 花月(かづき)
[ 返信 * 編集 ]