2021-10-09 (Sat) 21:14
<前回までのあらすじ>
最近、小次郎にも気になる女の子ができた。名前は玉藻、北条武士団の本拠地で知り合った獅氏門の妹姫だ。それなのに目の前で武蔵が玉藻姫に「私の初めてを武蔵殿にささげたい」とか言われてて、これは絶対に黒鬼神の鬼鉄を取ってくるしか…!
<今回の感想>
今回の最大の見どころは何と言っても、武蔵と小次郎が見事初連鎖を決めたところだよね!
たったの2連鎖で、相手も雑魚鬼だったけど、すげぇ感動した!感動したぞー!
前回、玉藻姫は「黒鬼神の身から力尽くで鬼鉄を削り取る荒業」と言ってたので、てっきり黒鬼神の体の外側表面からちょーっち鬼鉄を削るくらいなのかなと思ってたら、
「黒鬼神の体内深くの中心部まで侵入」して「限界まで凝縮された暗黒結晶」を取ってくるとか、想像してたのよりもはるかにヤバかった件。(気を抜けば黒鬼神の身体の中に取り込まれるってこういうことだったのかと)
黒鬼神の鬼鉄取り、武蔵だけじゃなく小次郎も前のめりになって、前回のつぐみの不安が見事的中してしまったわけだけど、涙目のつぐみがちょっと可哀想で可愛かった。
でも何だかんだ言いながらも、結局最後は団長の言うことに従うところがつぐみなんだよなあ。
獅氏門は「成し遂げたものは黒刀のあるじとなり、北条最強の黒刀突撃隊の一員となる」と言ってたけど、もし武蔵と小次郎が黒鬼神の鬼鉄取りに成功したら、北条武士団入りしちゃうん!?
今回、黒犬側にも動きがありましたな。北条獅氏門にはさすがの四郎もうかつには手を出せないと安心してたら、三喜人が黒曜の女神(=武蔵)奪取に動き出すとはね。
しかも北条対策に尼子を使うとか、すごく嫌な予感しかしないんだけど。お願いだからもうこれ以上尼子に酷いことしたりさせたりしないで欲しい。読んでるこっちもすごく辛くなるから。
「北条武士団を強化するのに使えそうな知識をみんなに共有する」
「黒刀を得ようと北条以外の武士団も黒鬼神の内部へ踏み込むもいずれも全滅」
獅氏門は北条以外の武士団にも知識を共有してあげたら良かったのに…と思うのは俺だけ!?
あとそれから、鬼鉄から放たれる微弱な力の波動とかいう、「鬼熱」なる新しい単語も登場しましたね。
てっきり髪の色が違うのはキャラを見分けやすくする漫画的な演出くらいにしか思ってなかったけど、
まさか鬼熱で体が変質した結果そうなってたなんてね。
でも北条は良いことだらけのような言い方してたけど、鬼からも鬼かそうじゃないか見分けられにくくなるくらい身体が変質してしまって本当に大丈夫なん?鬼熱の影響を受けすぎてそのうち本物の鬼になってしまいそうで怖いんだけど。
黒鬼神の体内に到着して、さああとは玉藻姫に暗黒結晶を持って帰るだけ…と思ってたら、小次郎が触れたらいきなり"刀の試し"が発動しちゃっててちょっと笑ってしまってごめん。
いきなり見せられた過去の記憶が小次郎の親父さん=自斎の処刑シーンって、これ武蔵のはじめての刀の試しのときと同じ展開じゃないですか。
でも、あれ、武蔵の時と違って、処刑されたはずの自斎が起き上がって小次郎に話しかけてきたんだけど!?
しかも親父さんまるでここで小次郎が来るのを待っていたような口ぶりで、一体何がどうなってんの!?
普通に考えると、死んで黒鬼神に取り込まれたと考えるべきなんだろうけど。
いやそれよりも親父さんには色々聞きたいことがあったんだよ! 北条からは鬼の生態や鬼熱の話を色々聞くことができたけど、親父さんからはもっと核心に迫る話を聞けることに期待してる。たとえばなんで次の女神の器が実の息子の小次郎じゃなくて武蔵だったのかとか。
No Subject
>花月(かづき)さん全武士団が一致団結すればもっと有利に戦えるかもと思ったのですがやっぱり難しいんでしょうね。リスクも未知数ですし。
>七猫さん
大高先生はいつも私達読者の想像の斜め上を行く最悪な展開にしてくるので不安です。尼子を取り戻したい武蔵達の気持ちにつけ込むえげつない展開にしてきそうで。
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