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オリエント 第113話「みちると八咫郎」の感想

2021-01-10 (Sun) 17:11

オリエントTVアニメ化おめでとうございます!
アニメで動いて喋るみちる姫を見られるなんて今からすごく楽しみです!
(みちる姫の声は誰が演るんだろうドキドキ)

次回から月刊誌の別冊少年マガジンに移籍することも発表されました。
その件で公式ツイッターにアップされた大高先生のメッセージも読みました。

昨今のご時世もあって連載を続けていくのもなかなか大変だとは思いますが、
今後は別マガでのご活躍に期待しています!ちなみに私は別マガを毎月購読しています!

センターカラー主要キャラ勢揃いのトビラ絵で、赤い着物姿のみちる姫がすごく華やかで可愛らしかったし。
(いつかみちる姫も真ん中の三人と同じ扱いに、同じ大きさで描かれる日が来ると信じています)

そんでもって本編、前回は女神の力の一つ?一色?に覚醒した武蔵が八咫郎を圧倒していたところで終わっていましたが…

八咫郎のことだからまだなにか奥の手を持っていたり悪あがきするんじゃないかと思っていましたが、どうやらそれは杞憂だったようです。

っていうか、鬼神と同化した八咫郎を倒したんだから、今度こそ本当に決着ついたってことでいんだよね?よね?

みちる姫は武蔵に八咫郎の黒い石を壊すのを待ってもらって、八咫郎と最初で最後の親子の本音の対話を試みますが…

「ポン みちるならできるよ。」「ほっ…むさし」
みちる姫が父親の八咫郎よりも武蔵を選んだのがはっきりとわかるのがこのシーンでした。
武蔵とみちる姫が文句の付け所がないくらいにお似合いすぎて…ね。
こんなん一みちる姫ファンとして素直に応援するしか無いじゃんかよと。

「私の本当の願いはただお父様と手を繋いだり一緒に過ごしたりすることだったの」
みちる姫と手を繋いで一緒に過ごす…だと!?八咫郎さん今からでも俺と替わってくださいお願いします!←

「私とお前は同じだ夢も同じだ最強の存在になること一心同体」
ぶっちゃけこの時点ではもう八咫郎には何を言ってもダメなんだと思っていました。
みちる姫も一度は諦めかけていましたし。
あとこのニタァ…という気持ち悪さ全開の笑い方が、大高キャラにはあまりいないタイプで、逆に新鮮でした。

黒い石を壊してもみちる姫は消えてなくならない(八咫郎とは一蓮托生ではない)ことがわかってすげぇホッとしました。
でも体の半分は普通の人間じゃないってところがちょっと気になったかも。

「私は醜く弱く何の価値もない人間だ」
このシーンの八咫郎に現実の自分を重ねてしまって、何とも言えない気持ちに…

「弱いとかどうでもいいの何だっていいのあなたが大切なの」
結局は八咫郎もみちる姫と同じで、家族から必要とされたくて泣いてる子供だったという…
(かつて自分が親からされたことを、子のみちる姫達にもしていたというわけですな。)
八咫郎は生まれてはじめて他人に人間扱いされた?人間らしく接してもらえた?ことで、みちる姫のことも道具としてではなく一個人として興味を持つようになっていったわけだけど…

「若君には先天的な欠点が~」
ちょ、おま、どこ見て言ってんの!?なんか一気に八咫郎に同情したくなってきたんだけど!?

「じゃあねお父様」「待ってくれ!私はまだお前にー…!!」
でもぶっちゃけみちる姫と八咫郎の最後のお別れがこんな形になるとは一体誰が予想しただろうか。
ようやく自分とみちる姫が同じじゃないことがわかってさあこれからというところで未練タラタラな八咫郎に対して、みちる姫のすっきりした清々しい笑顔が対称的すぎて笑

「俺は軍神闘衣を戦場の全ての者に~"身体強化"は身体の自然治癒力も大幅に高める」
まあこういう展開になるとは思っていましたよ。この流れで武蔵の左手も元に戻りそう?

「よかった。むさし…私の弱さと向き合う勇気をくれてありがとう。」
このみちる姫の嬉し泣きの笑顔を見れただけでも、どんなに辛くて苦しい展開でもずっと読み続けてきて良かったと、そう思うことができましたし。

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Comments







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いくの

No Subject

>花月(かづき)さん
今回のお話までアニメでやってほしいのは私も同感です。
淡路島編終了後の展開が全く予想がつかないのですが、島津家や尼子家がどうなっていくのかも気になりますよね。
あと今回の戦いでの上杉武士団の損害が大きすぎて、手柄を立てた者に褒美を与える余裕があるのかも気になりました。

>七猫さん
淡路島編が終わったらメインのキャラが4人になっていると信じています。
最後みちる姫が八咫郎に対してそっけなかったのも、親離れの証拠なのかなと勝手に想像しています。
2021-01-17-15:45 いくの(管理人)
[ 返信 * 編集 ]

No Subject

週刊で読めなくなったのは寂しいですがアニメ化嬉しいです。
表紙ですが、私的にはあの三人の中にみちる姫が入っても良かったのにと思っております。
これから武蔵達の仲間として一緒に行動するのに‥?
それとも身体の半分が人間ではない事などの理由でまさかの別行動?になるのかな?

やっと八た郎にみちる姫個人として認めてもらえたことでみちる姫を縛っていた物がなくなったのは良かったと思います。
ただ、じゃあねではなく八た郎の最後の言葉ぐらい聞いてあげても良かったのにと思いました。
八た郎は最後に言いたかった事は今までの事のお詫びか娘に対する愛情みたいなことだと思いますが。
2021-01-14-13:06 七猫
[ 返信 ]

No Subject

アニメ化、どこまでやるかわかりませんが、
個人的には今回の話の展開まではやってほしいですね。
この長編から色々な強い武士や武士団の戦い方の基本など
色々わかったり武蔵の未熟さ、そして未熟だからこそ
少しずつ成長して、最後に覚醒という王道展開出来るので、
出来れば2クールやって、ここまでやってほしいですね。

正直、大高先生の事だからどこか容赦ない部分残すと思っていたので、
みちるもきちんと助け出して、重傷を負った武士達も
上杉の力で多く一命取り留めたので一安心ですね。
ただ、戦い自体は完全勝利でも不安要素がまだ残ってます。
この戦いの勝利は武士達にとっては大きな一歩ですが、
それでも上杉武士団が大きな痛手を受けたのは変わりませんし、
救出された上杉も片腕を失って、
治す事が出来たとしても回復には時間がかかると思います。
協力関係にあった武田も終盤、上杉の力で一応戦えるレベルでしたけど、
それでも四郎との戦いで負ったダメージは大きく、
その四郎も完全に倒しきったわけでもないです。
今回みたいな大きな作戦は早々ないにしても
しばらくは上杉も武田も傷を癒したり、
武士団の立て直しに時間かける必要がある以上、
両軍が万全な状態になるまで特に強い武士団の5つの戦力のうち、
2つがしばらく動けなくなるのは痛手です。
秋弘達も蟠りを解消できたと言っても、
彼らの家の問題はまだ残ってますからね。
成果を上げて生き残ったと言っても、
跡取りとか家の問題は早々解決できるものじゃないですから。
まあ、この辺は秋弘達の問題なので、
彼らが島津家に戻った後で彼らで乗り切るしかないと思います。

逆に不安要素が余りないのは、尼子武士団とみちるですね。
尼子達はこの戦で勝った時点で悲願が達成されたので
ここから絶望する要素に心当たりがないです。
みちるは消滅の可能性もなくなりましたし、
無事に助ける事も成功しましたし、
みちるが八咫郎のスパイだった事実こそあれど、
ここでみちるを捕らえたり、酷い扱いこそしたら
武蔵が黙ってないでしょうし、ましてや
この戦いを最後に決めた中心は武蔵とみちる、
多少の問題は水に流しても良いと思いますから。
むしろ、ここで、みちるに酷い処遇を決定したら
この戦いに大きく貢献した武蔵にも失礼ですからね。
それに上杉武士団も痛手を負っているので
今の状況で余計なもめ事起こすのは得策じゃないと思いますからね。
幸い、みちるが八咫郎と繫がっていた事を
知ったり気づいているのは一部の人物くらいなので、
彼女が八咫郎が作った娘とかスパイとかを誰かが公表しない限りは
この戦いに参加し、生き残った武士達からも
敵に利用されてたとか、捕まっていた者と思い
深く追求もしないと思いますから。
2021-01-11-10:39 花月(かづき)
[ 返信 * 編集 ]