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トップページ » 夏目友人帳 » 啼かない鳥の帰る樹は(LaLa2020年6月号掲載)の感想

啼かない鳥の帰る樹は(LaLa2020年6月号掲載)の感想

2020/04/24 20:40 | 夏目友人帳 | コメント(0)

本日4月24日発売のLaLa6月号に
緑川ゆき先生の新作読切「啼かない鳥の帰る樹は」が掲載されました。
(夏目友人帳は当初の予定通り7月号に掲載予定)
(最新単行本25巻通常版&特装版は6月5日発売予定)

ちなみに緑川先生の新作読切は5年ぶりということらしいです。
(※2015年5月号に「婚前の秘め事一つの夜と千の朝」が掲載されて以来?)

LaLa2020年6月号

表紙を見てもわかるとおり、今回の新作読切はメイドの女の子が主人公です。
メイドものということで世界観もエマとかシャーリーで描かれているような本場近代英国を彷彿とさせるものでした。
(あとこの表紙を最初見たとき、緑川先生が描いていることに気付きませんでした。)



というわけで今回の読切には妖もニャンコも登場しません。

それで今回の読切のあらすじはこんな感じかな

エバートに母親の薬代の恩を返すために、彼のお屋敷で使用人(メイド)として働くことになった主人公のリディア。
ある日、エバートの荷物持ちで買い物に行った先で、人買いから逃げてきた声の出ない不思議な少女・シキと出会ったことから、リディアもエバートの事情に深く関わっていくことに…

というわけで今回の読切は夏目友人帳とは登場人物も舞台も世界観も大きく異なるものの、

主人公が厄介事に巻き込まれるも周りの人たちを助けたり助けられたりしながら事件を解決していく、心優しい人達に心温まるストーリーといういつもの夏目友人帳クオリティで安心して読むことができました。

困っているリディアのために薬代を出してくれたエバート、リディアに意地悪していたのが実はエバートを守るためだったという先輩使用人たち、自分を助けてくれたリディアを身体を張って助けたシキ、エバートに恩を返すために奔走するリディア、この読切に登場する人たちはホント優しい人しかいないんですよね。

あとはミステリー(謎解き)要素や家政婦が見た的な要素もあったり、終盤でシキのあっと驚く秘密が明らかにされたりもして、なかなか楽しめました。

主人公と周りの人達の心温まる交流も見どころです。
エバートがマリエラと出会ったことで優しくなれたり、リディアがエバートに助けられたり、シキがリディアに助けられたり、誰かとの出会いが人をいい方向に変えていくというのがすごくいいなと思いました。

「けれど私は君のエバート様を守りたくなってしまいましたー」
こんなふうに人が変わることができるなんて、ホント緑川先生はすごいです。

ちなみにリディアはタキっぽいともレイコさんっぽいとも夏目っぽいとも思いました。


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