2020-03-26 (Thu) 23:36
なろう初期の人気作(と言われている)、リアデイルの大地にてコミカライズ版第1巻が発売されたので、さっそく買ってきました。
***「リアデイルの大地にて」ってどんな漫画?***
事故で寝たきりだった女の子・各務桂菜が、ある日目覚めたら、そこはいつも遊んでいたVRMMOの200年後の世界(200年前との違い⇒ログイン不可、運営不在、現実としか思えないリアリティ)だったというところから、物語は始まります。
この作品も異世界転生チートモノではありますが、他のなろう原作と決定的に違うのは、主人公がまっすぐで前向きな性格の可愛い女の子というところなんですよね。
他のなろう原作のように私たち読者を不快にさせるような主人公の言動がほとんどないので、ストレスなく読むことができるし、物語の世界観にすんなりと入り込めるので、最近のなろう原作にうんざりしている人にこそおススメしたいです。
***ケーナ(各務桂菜)について***
ゲームで使っていた名前がケーナで、現実世界の本名が各務桂菜ということらしいです。
ハイエルフでレベル1100でスキルマスターで他にもチートな設定てんこ盛りだけど、不思議と嫌味に感じさせないんですよね。
今どき漫画やアニメでも珍しいと思うくらいにまっすぐで前向きで心優しくてちょっとずれてるところがまた魅力的という、天然記念物的な主人公です。
それでいて表情やリアクションがイチイチ可愛くて、もう、ね…
あとケーナは、(200年の月日によって)世間ずれしていて危なっかしくて放っておけないんだけど、母親のような包容力も感じさせる、不思議な女の子なんだよなあ。
***第1巻の内容をちらっと紹介***
ケーナが目を覚ましてから、世界観や設定の説明をしつつ、現状把握と情報収集、村人たちとの交流、ちょっと遠出して昔の拠点へ、といった感じの内容で、異世界転生モノらしく魔法やバトル、冒険、チートDIYといった要素もしっかり盛り込まれています。
個人的には、その存在だけが明らかになった3人の(設定上の)子供たちが気になりますね。特に長男のスカルゴはかなりぶっ飛んだキャラらしいので…