2020-01-16 (Thu) 05:15
今週号の週刊少年マガジンに合併号&休載明けでオリエントが掲載されました。
ので、どこまで話が進んでいたのかおさらいしてみます。
上杉武士団はいよいよ翌日に淡路島に乗り込んで鬼神と決戦だという時に、黒曜石兄弟に攻め込まれて四郎に大将を殺されたうえに静六に刀気の連鎖も封じられて総崩れ状態…
いやそれよりも武蔵とみちる姫(よくよく考えればもう姫じゃないけど、俺的には姫なので)だよ!
四郎によって鬼神の首と入れ替わりで八咫郎の元へと送られたわけだけど、八咫郎は自分の意に反して武蔵の命乞いをするみちる姫の記憶を初期化…消してしまうんですね。それも自分を父親と慕う娘に対して。
それだけならまだしも俺が今回どうしても八咫郎を許せないと思ったのが、
・八咫郎が(武蔵にトドメをを刺すのを止めようとして後ろから刺した)みちる姫を容赦なくぶん殴ったシーン
・(八咫郎に私の意に添わぬ存在である限りおまえのすべてを何度でも消してやると言われて)ニコニコ笑顔のみちる姫が八咫郎に殴られた頬を押さえながらボロボロと涙を流していたシーン
オリエントでもみちる姫は特に好きなキャラだっただけに、はじめて読んだ時は思わず大声を出して叫びそうになる位にショックでした。
もちろんあれが嬉し泣きではないことくらいわかっています。
みちる姫の心が…体に焼き付いた記憶が泣いているんだよ…!
完全に記憶が失われたと思われたみちる姫が、武蔵にトドメを刺そうとした八咫郎を止めようとして、「むさし…」の名をつぶやいたのを見て、こみ上げてくるものがありました。
っていうかこれもう次に会った時はみちる姫の記憶は完全に失われていて、武蔵と殺し合う悲劇的な展開になるとしか思えないんだけど。
これまでは同じ非モテ系として、七緒に嫌われまくる八咫郎に対してどこか同情的な部分があってイマイチ嫌いになれませんでしたが、今はそんな自分を殺してやりたいと激しく後悔するばかりです。
あと冒頭の感じだと直江と武田も生きているかどうか危うい…俺的にはみちる姫に比べると上杉武士団はそれほど重要でないとはいえさすがにこれは…
マギを彷彿とさせるキャラを何人も出して、マギみたいに主人公がピンチに陥っても誰か強いやつが助けてくれるだろうと読者を安心させたうえで、あえて真逆の展開を持ってくるとか大高忍えげつなさすぎだろ…
No title
八咫郎は四郎と比べるとまだ人間味がありそうなキャラだったので、ひょっとしたら心変わりしてくれるかもと期待していたのですが、それは無駄だということを嫌というほど思い知らされてしまいましたね…今もみちる姫が八咫郎に酷い目に遭わされているかと思うと本当に辛いです。
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