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ラブコイ(by稲岡和佐先生、ジャンプGIGA2019vol.2掲載)の感想

2019-01-29 (Tue) 17:05

去年ジャンプ本誌で連載されていた「君を侵略せよ!」はまだ記憶に新しいところですが、
作者の稲岡和佐先生の新作ラブコメ読切「ラブコイ」が1月25日発売のジャンプGIGAに掲載されました。

この漫画、本誌で予告が出た時からずっと気になってはいたんですよね。
なぜかといえばもちろんヒロインの女の子が可愛いから!
それに「ラブコメのテンプレを背負った少女が現れ!?」という紹介のされ方するとますます興味がそそられてしまうじゃないですか!

そんでもってさっそくGIGAを買って真っ先にラブコイのページを開いたところ、
センタカラーのトビラ絵には本誌の予告にも描かれていたあの女の子が!
はう~やっぱかわええ笑、それにちょっとツンとしてるところや見た目の雰囲気がニセコイの千棘を彷彿とさせるかも(作品名もニセコイとラブコイだし)。
パン咥えてるところとかいかにもテンプレな感じなのがまたいい。

もちろん稲岡先生のツイッターのチェックも忘れてはいません。
先生はツイッターでこの作品を「ラブコメ擬人化ラブコメ」と紹介されていました。

漫画やアニメのヒロインが現実に現れるなんてこれまで他の作品で腐るほど見てきた展開です。
でも私がこの作品を一押しする理由は、ラブコメのヒロインが現実に現れただけではなく、ラブコメの設定やお約束までもが一緒に現実化されてしまって、テンプレそのものがヒロインのキャラ設定になってしまっているところが新しくて面白いと思ったからです!

たとえばこんな感じのテンプレが、創造者である主人公やヒロイン本人の意思とは無関係に、時と場所などお構いなく発生していて、創造者の主人公やヒロイン本人も制御不能な感じになっています。

・ヒロインといえば食パンくわえて走りがち→ヒロインが触ったものはなんでも食パンに
・戸(ドア)が開かなくなって二人きりで密室に閉じ込められたら、なぜか(主人公の自宅にも関わらず)そこに現れた体育教師が開けてくれる
・隙あらばラッキースケベ

(主人公も言っているように)テンプレというよりはもはや異(超)能力の類に笑
作中で立て続けに発生するラブコメのテンプレイベントの数々はお約束のテンプレのはずなのに予想できないところが、ラブコメのテンプレをいい意味で逆手に取っているところが面白いと思いました。

あとヒロインのラブちゃんが可愛すぎる件、これラブコメでとっても大事。
もちろん見るからにベッタベッタなテンプレツンデレヒロインなところもいい!
けど本当は普通の人間の女の子になりたくて、普通の女の子みたいに笑ったり悩んだり落ち込んだりもじもじしたりするところが俺のハートをわしづかみにしました!

ラブちゃんが普通の女の子になるために主人公の伸斗にキスを迫るところにはニヤニヤさせられまくりでした!
「絶対にキ…キスしてあげっるんだから!」とかそんなこと言われたらもう!もう!

これまたラブコメでは定番の、ヒロインが主人公の優しさに触れて、主人公とヒロインが交流を深める内に、二人が仲良くなっていく過程もしっかりと描かれていて良かったです!
いい感じに二人が打ち解けてきたところで、振り向きざまのキスシーンとか最高すぎでした!
作中では第1話が終わりと出ていましたが、2話以降はどこで読めますか!?二人が相思相愛のキスを迎えるまで続くんですよね!?ぜひ本誌で続きを読みたいです!!

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