2019-01-04 (Fri) 22:15
前回の冒頭では俺は生死を超越した存在とか言っていたのに、ラストでは見苦しく生に執着する姿を見せていた燐火改めサタン。
ユリさんはそんなサタンを放っておけないようで、今度こそ救ってみせると強い決意を見せていたのに対して、ユリさんのことが心配でたまらないくせに未だに素直になれない獅郎はというと…
俺に次いでデカイ力を操れる お前は誰だ?
ついにサタンとルシフェル、悪魔の中でも一、二を争う力を持つ二人のファーストコンタクトの瞬間がやってきてしまったわけですね。
どちらも憑依体が朽ちゆくことに対して見苦しく抗う者同士、自分さえ良ければ他はどうなってもいいと考えている者同士、なんとなくいやーな予感がしていたのですが…
お仕えします我が父…魔神サタン様… 気に入ったぜルシフェル!
絶対この二人気が合うんじゃないかと思っていたら、案の定こうなってしまったか…
これまではメフィストがルシフェルを暴発させようないようになだめすかしてきていたけど、さすがにサタンは無理だろうなあと思っていたら…
取り引き?笑わせんじゃねぇハハハハ!立場を弁えろバァ~カ!!
やっぱ無理だったか。それにしても一応ルシフェルに次ぐ実力者のメフィストがああも簡単に圧倒されてしまうとは、とても純粋な力でサタンを止められる気がしないんだけど。
しかしたとえ自分より実力が上の者達(ルシフェルやサタン)に対しても臆せず言うべきことを言うあたり、メフィストのことちょっと見直したかも。なんだかんだ言いながらもやっぱりメフィストは人間の…燐達の味方だと信じてもいいんだよね!?よね!?
君にここの出入りを許してるのは一番サタンに詳しいからだ 万が一奴が表に出てきたら知恵を貸してくれ
てっきり前回のラストの流れから、サタンに屈してユリさんを差し出すものだとばかり思っていたよ。
ここのやり取りからも、ユリさんがサタンを直接説得するのは実現しそうにないかなと安心していたのに…
もー最後くらい素直になればいいのに じゃあね!
俺も本当にそう思う。獅郎は最後の最後まではっきりしなさすぎた。
……や やっぱり… さよなら獅郎…!
ああもうなんでここで手を離しちゃうかな!
絶対獅郎はユリさんの手を離すべきじゃなかった!ユリさんを行かせるべきじゃなかったのに!
獅郎には他にも(自分に助けを求める)部下とか大切なものができてしまったがゆえにユリさん一人だけを選ぶことができなかったとでも言いたげなシーンでしたがそれでもやっぱりユリさんを引き止めてほしかったです。
私と逃げよう 私は…今度こそ貴方から離れない!
そのセリフ、さっき獅郎からユリさんに言ってほしかったです。
お前は俺のものだ…! …うん
そう言ってユリさんを抱きしめたのがサタンじゃなくて獅郎であって欲しかったと強く思わずにはいられません。
(まだ最後と決まったわけじゃないけど)最後まで獅郎がハッキリしなさすぎたのが悔やまれて仕方ないです。
たとえ相手が本命の男性でないとしても、誰からこんなふうに求められたら誰だって悪い気がしないだろうし、ユリさんのあの目はユリさんもサタンのことを…!?