2018-12-19 (Wed) 02:09
先日、オリエント最新単行本第3巻が発売したので、またいつものように特典ペーパーがついてくるアニメイトで買ってきました。
今回のペーパーにはつばめとつぐみの姉妹が描かれています。私はオリエントでも特にこの姉妹(の関係性)が好きなんですよね。
最近は感想書く余裕がありませんでしたが、オリエントは毎週欠かさずマガジン本誌で読んでいます。
ようやく小次郎が主夫力もとい生活力以外でもいいところを、武士らしい活躍を見せ始めてくれてきたので、感想を書きたいのもやまやまなのですが、ほんとすみません。
この3巻では前半が小雨田武士団編クライマックス、中盤につぐみが仲間として少し打ち解けるエピソードを挟みつつ、後半はいよいよ武蔵と小次郎も鬼鉄刀を…!?と物語的にもいよいよ盛り上がってきた感じがします。
特に気になるのが武蔵の前に現れた謎のそばかす刀剣コレクターの人、ある意味この人との出会いが武蔵にとってターニングポイントになるかもしれません。
でもこれ最初に読んだ時は、(どのジャンルでも)マニアの人にはよくありがちな、刀が好きすぎるがゆえの痛い発言としか思っていなかったのですが…
最新話で人間を鬼鉄刀の材料に~いう話を読んだ後だと、また見方がガラッと変わってきてしまうんですよね。
彼が所有していたたくさんの刀がいずれも元は人間だった可能性を考えると、ゾっとせずにはいられません。
あとこれさっきも書いたけど、つぐみとつばめの関係性がすごく好きなんですよね。
こうして単行本でまとめて読んでみると、つばめという今は亡き姉の存在が、つぐみの生き方に良くも悪くも大きな影響を与えているのがよくわかって興味深かったです。
でもあのつばめでさえできなかった、父親越えを(周りの助けがあったとはいえ)つぐみがやってのけたのには興奮しました!
最後に武蔵がつぐみの手を掴んで引き上げるシーンが、主人公とヒロインらしくてすごくいい!
これだよこれ、こういう少年誌バトル漫画の王道展開をオリエントでも見たかったんだよと。
まだまだつぐみには危ういところがありますし、もはやネタにさえなりつつある指示待ち人間っぷりを見ても武蔵達と対等とはとても言い切れませんが、これから武蔵や小次郎とどのような関係を築き上げていくのかに注目したいですね。
何せ3巻にしてようやく待望のヒロインが仲間になったわけですから!!
そして巻末のおまけ漫画が…男2人女1人だとどうしてもそうなる(男が1人余っちゃう)よね(苦笑)。
武蔵達はそうならないことを願うばかりです笑
No title
大高先生は良くも悪くも読者の期待(予想)する展開をあえて外してくる方なので、私もマギとは違う展開になるのではと思っています。前作のマギでは謎が明かされ始めたのも主人公(アリババが)が金属器使えるようになったのもたしか4~6巻くらい(バルバッド編)からだと思いましたので、オリエントもここから一気に物語が動き始めてくれるといいですね。
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