2018-12-17 (Mon) 01:07
本日発売のジャンプで帆上夏希先生の「獄丁ヒグマ」の連載が始まりました。
以前ジャンプGIGAで連載されていた帆上先生の「火久摩の手」が本誌に掲載されてもおかしくないくらいの面白さだったので、本誌で新連載の予告を見た時から期待していました。
地獄から現世に脱走してきた亡者を捕らえて地獄に送り返す使命を帯びた一族の現当主・ヒグマが、捕らえた亡者の手=ザイジュを使役して戦うという基本コンセプトからしてもうすでにこれまでのジャンプ漫画にはない異質な面白さがヒシヒシと伝わってきますが、実際に読んでみたらこれがすごく面白くて期待以上でした。
GIGA連載版ではどちらかというと序盤は設定を読まされている感があったのに対して、本誌連載版は少年漫画では王道のボーイミーツガール的な展開かつ適度に謎が散りばめられていて、ドラマチックな物語展開と迫力のあるバトルで読み応えも十分で、序盤からグイグイと引き込まれました。
GIGA連載版から基本コンセプトはあまり変わっていないようですが、タイトルも含めて色々細かいところが変わっている…のはまあいいとしても、問題はヒロインなんですよね。
自分的にはGIGA版ヒロインの室町茜ちゃん(単行本巻末のキャラ紹介によるとくせ毛かつ色々な意味で飾り気のない女の子で受賞作、その後の読切、GIGA版とずっと登場している)がすごい好きだっただけに、いやもちろん今回登場した来峰アヤハさんも茜ちゃんとは正反対のタイプの魅力的な女の子ではあるんだけど、やっぱり茜ちゃんが登場してなんてヤダヤダヤダー…!!(←おい)
まず1話は文句のつけようのない内容だったので、あとは茜ちゃんさえ登場させてくれれば、大ヒット間違いなしだと思います。