2018-10-24 (Wed) 17:14
本日発売のLaLaに夏目友人帳の最新話が掲載されました!
※ちなみに今回は3話連続掲載の2回目となります。普段は隔月奇数月号連載。
今月号の主な夏目友人帳関連情報
・劇場版初日舞台あいさつレポート
・田中メカ先生との祝・デビュー20周年記念対談(緑川先生のフレッシュデビュー賞受賞作「珈琲ひらり」もちょっと掲載)
・両先生のカラーイラスト付き特製マグカップを20名にプレゼント
・付録にニャンコ先生おはし
そんでもって本編の方はサブタイトルからもわかるように前回と今回で前後編構成となっています。
いつもは夏目が妖絡みの問題に巻き込まれて田沼が心配するというパターンなのに対して、この章では二人の立場が逆になっています。
前回のお話はたしか…人の姿に化けた三篠が田沼をあちこち連れ回して、夏目に正体がバレた後も目的を話そうとはせず、田沼の家の屋根には見るからに怪しい錫杖?が突き刺さっているし、田沼が急に頭痛を訴え始めるしで、どう考えても妖の仕業としか…!?
-いや…最近のこれは頭痛というよりー
最近のこれはってことは以前から!?
もし三篠が田沼を連れ回していることが田沼の頭痛の原因になっているのだとしたら、今すぐ止めた方がいいんじゃないか。
…とも思いましたが、三篠は具合悪そうな田沼を気遣う様子を見せていましたし、何より当の田沼本人も楽しそうなのが…
-三篠は何をしようとしているんだ 散歩ですよ私にとって懐かしい場所の
うんどこからどう見てもみんなで楽しく散歩しているようにしか見えませんよね。
でも三篠にとっての「懐かしい場所」というのがちょっと気になりましたが…
従わせてしまったら今ある何かが消えてしまう気がする だから頼みごとをしに会いに来たんだ
たとえ相手が妖の三篠でも友人帳で無理矢理命令するのではなく、一人の対等な友人として頼もうとするのが夏目らしいと思いました。
そして夏目のこちらをまっすぐのぞき込んでくる目が…これまで夏目友人帳に登場した妖たちの多くが、一度でも人間にあんなふうに見つめられただけでもうその人間にどうしようもなく惹かれてしまっていたけど、三篠の場合はどうなんだろう?割と平然と受け流している感じだったけど。
話さぬのはつまらないことだからです それだけですよ
三篠の話し方からなんとなく三篠の個人的な事情に関係しているということはわかってきました。
あと田沼の家の古寺が、三篠の棲む沼ともう一つの沼との間に位置しているって、多分それで巻き込まれたんだろうなあと思っていたら…
水辺の夢 庭の木と岩の間 木偶人形 三篠は田沼にじゃなく田沼にとりついていた相手に会いにー
やっぱりそうでしたね。しかも田沼、妖に取り憑かれていたし。
田沼が妖に取り憑かれた原因が沼の主同志の勝負って、この漫画、妖同士の勝負に無関係な夏目達が巻き込まれるパターン多くね?(苦笑)
だからかつて勝負を行った場所でも共にまわったら早く勝負がしたくなって木偶へ移りはしないかとあちこち連れまわしてみたのです
なるほど三篠が田沼を散歩に連れ回していたのはそういう事情があったからだったのか…
も、もちろん、俺は最初から三篠のこと信じていましたけどね!←
こうなってくるとあとは田沼に取り憑いているササメ(三篠の勝負の相手)を田沼の身体からどうやって追い出すかだけど…
おれなんかの力でいいなら貸すよ つらいよな 友人に追いつけないと感じるのは
まさかここで夏目と田沼の関係性に三篠とササメの関係性を重ね合わせてくるとは…
よりにもよって田沼に取り憑いた妖が田沼と似たような想いを友人に抱いている妖だったとは…
でもササメの気持ちもササメに力を貸そうと思った田沼の気持ちも俺にもすごくよくわかるから余計切ない…
お前を今すぐひきずり出すか田沼の小僧に好きにさせるか夏目が面倒くさい事を言い出さないのはどちらなのかをな
さすがニャンコ先生夏目のことをよくわかっていらっしゃる。
にぎやかだから満たされているとも限るまい
その気持ちもすっごくよくわかるんですけど。
人間の気持ちも妖の気持ちも両方分かるニャンコ先生すごすぎじゃね!?
すまなかった人の子よ追いつけずともきっとーさらば
最後はササメもわかってくれたようで、素直に田沼の身体から出て行ってくれてホッとしました。
田沼はそのまま熱を出して数日寝込むことになった
いつもは夏目がこうなっていたんですよね…
あまり気やすく妖にのせられるものではない 特に自力で対処もできないことを無闇に許すべきではないのだ!
それからニャンコ先生のお説教タイムと来て…
妖だろうとなかろうと気になってることがあるなら言ってくれればいいんだ!
これまたいつもは夏目がこれを言われる側なんですよね(もっとも田沼はもうちょっと優しめに諭すような感じで言っていましたが)。
いつもは自分がどんな目に遭っても怒ることなんて滅多にない夏目が、友人の田沼のために怒っていたのが印象的でした。
いや、でもやっぱり楽しかったよ 夏目と同じものが見えた
夏目と同じものが見えた、やっぱり田沼にとってはこれに尽きるんだろうなあと。
普段は夏目が見えているものが自分には見えないゆえに、夏目の気持ちや辛さなんかを理解したくでもできないもどかしさを感じている田沼だからこそ。
じゃあ夏目また明日な
田沼は妖の気配位は感じられると思っていたんだけど、夏目の後ろの三篠には全く気付いていなかったようですね。
でも三篠のあの言い方からするに、田沼が三篠(人の姿か妖の姿か)と再会できる日も近いかも…!?
No title
>林檎さん見た目も中身もイケメンでしたね。
>七猫さん
ニャンコ先生はどんな格好をしても可愛いのがちょっとズルいです(苦笑)
最近の夏目は安心して読んでいられますよね。(ちょっと物足りなく感じる時もありますが)
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