2018-09-16 (Sun) 02:41
鬼と戦うにしろ、逃げるにしろ、今は内輪揉めしている場合じゃないと思うんだけど。
どのみち団長があれじゃあ小雨田武士団はもう終わりだろうなあと。
(小雨田は鬼と戦うのが武士団の存在意義とか言いながらも実は部下や領民達が自分の思い通りにならないと気が済まないだけじゃないかと)
もうこうなったら(領民達から慕われている)つぐみが小雨田を倒すしかないなと思っていたら…
私がお館様を倒す!
前回私が予想した通りの熱い展開になってきたじゃありませんか。
つぐみは少し前までとは別人みたいないい表情するようになりましたよね。
以前武蔵達が鬼神と戦った時よりは、こういう同じ人間相手の方が盛り上がってくるのは私だけではないはず。
こいつらは俺たちに任せろ!!
他のバトル漫画ならそのまま武蔵が小雨田と戦う展開もあり得たのだろうけど、大高先生はあくまでも武蔵達の役割はサポートや背中を押す程度にとどめておいて、武士団の問題は武士団の人達に解決させるつもりのようですね。
小雨田の戦闘力は未知数だけど、まがりなりにも武士団の団長しているからにはそれなりに強いのだろうとは思っていたら…
みんなを守るんだ お姉ちゃんみたいに お姉ちゃんの代わりにっ!!
これまでこの漫画を読んできて、武蔵や小次郎よりも今のつぐみが一番共感できる主人公らしい考え方をしているように感じました。
片や武士団の一員なら武器を持ったことのない非武士の領民でも勝ち目が無くても鬼と戦うべきだと主張する小雨田と、片や弱い領民を守ることこそが武士という姉の教えを受け継ぐつぐみ、領民達にはわかりやすい二つの選択肢が示されているわけですが…
誰がおまえに…戦い方を教えてやったと思ってんだ…
さすがにマギの大高先生だけあって、息もつかせぬバトルシーンは見応え十分でした。
それにしても小雨田が無駄に強すぎる件について。こういうタイプって、自分よりも強い敵=鬼と戦う時よりも、弱い人間相手にこそ強さを発揮するタイプのように思えてならないんだけど。
あと武蔵と戦った時もそうだけど、つぐみは攻撃が軽いのも不利に働いているし。
おまえたちは…群れねば生きていけないだろうが…家族を取り上げられれば孤独と絶望で生きる気力を失う…決して一人では生きられない!!そんな弱い生き物ではないか!?
全然無関係のはずなのに、まるで自分のことを言われているようでちょっとドキッとさせられました。
やはり大高先生には鬼よりももっと人間相手の話…人間ドラマを描いて欲しいと思いました。
モゴモゴ ぺっ!! それでもやるんだ…弱くても…自信がなくても…戦うって決めたから…!!
まさかつぐみがここまでやってくれるとは!いやあ実に痛快でしたね。
次回はつぐみが小雨田をこれでもかとフルボッコにするところを期待したいです。
No title
小雨田こそ群れを支配しないと生きていけないというのは、私もそう思いました。でも小雨田が一人でその考えにたどりついたとは考えにくいので、おそらく子供の頃に父親か誰かから教えられてきたのではないかと予想しています。
小雨田の末路はある意味小雨田にふさわしいものでしたが、大高先生はこういうキャラにも読者が忘れたころに意外な形で復活させたり活躍の機会を与えてくることがあるから、あるいは小雨田にもワンチャンスあるかも!?
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