2018-03-03 (Sat) 21:37
先日3月2日にSQ.4月号(第99話掲載)と単行本第21巻(第94話~第98話収録)が発売されたことはもうすでにご存知かと思われます。
ここ最近、青エクの単行本が地方では1日2日遅れで発売になっていたので、本日ようやく購入することができました。
(あと鬼滅の刃10巻とクロスアカウント3巻4巻も一緒に買いました)
まずはざっと一通り読んでいたら、あれここのシーン雑誌掲載時にもあったっけ?ここのシーンとここのシーン順番違くね?というのがあまり深く読み込まない自分にもわかったので、雑誌(電子版)掲載話と読み比べてみたところ、単行本では大量の加筆修正が行われていることがわかりました。
そういえば作者の加藤和恵先生がTwitterで雑誌掲載話が描写不足だったので単行本で加筆修正するというようなことを言っていたような記憶が…
自分は雑誌掲載話でも特に違和感が無かったのですが、単行本と読み比べてみるとなるほどたしかに描き込みがあった方が物語の説得力がより増して、物語の盛り上がり方が全然違っているような気がします。
フォントの間隔や半角全角、時刻表期の統一、トーンの追加、真っ白or真っ黒なコマやモニター画面に人物や建物、背景の描き足し、などたくさんの細かい加筆修正についてはここでは省略させて頂きますね。
私が見つけたところで、雑誌(電子版)掲載時と単行本(紙)の主な違いとしては以下のところでしょうか。
94話(11月号)
30ページ1コマ目 登壇したメフィストの右手が三本指の裏ピースに
35ページ5コマ目 雪男が会場SPの人達に取り押さえられているシーン、雪男がアップに
39ページ3~7コマ目 しえみや勝呂達、志摩、クロ、ライトニングのシーンを追加
95話(12月号)
61ページ6コマ目 アマイモンなつかしいニオイだのシーンを追加
62ページ2コマ目 ヴァチカン正十字騎士團本部が雑誌掲載時は無人でガランとしていたのが、単行本ではたくさんの人であふれかえっています
96話(1月号)
81ページ 雑誌掲載時はセリフのみだったのが、単行本では雪男と雪男を迎えに来たシュラさん達が描かれています
82~85ページ 騎士団内で自分が置かれた今の立場(現状)を認識し、燐が来るのを確信して待つ雪男のシーンが追加
97ページ イルミナティの空中要塞を見た時の何かに気付いた雪男の表情(主に目)が違う
103ページ 幼い奥村兄弟と優しかった藤本神父のシーンが追加
104ページ 雪男の回想シーン(雪男から見た燐と藤村神父)が追加
105ページ 燐の回想シーン(燐から見た雪男と藤村神父)が追加
97話(2月号)
イルミナティの空中要塞での雪男と女隊長やルシフェルとのやり取りが雑誌掲載時は97話ラストだったのが単行本では98話のラストに変更
98話(3月号)
174ページ 燐早くしろ!!メフィスト上等!のシーンが追加
それから次は単行本を読んだ感想…は雑誌掲載時の時に書き尽くした感がありますが、
単行本を読んで改めて気付いた点とか気になったところとか…あったっけなあ!?←
単行本のラスト(クライマックス)の燐側と雪男側の対比がすごく盛り上がったので、シーンの入れ替えは正解だったと思いました。
しえみの正体…については下手に考察したりネットで検索するよりも、わからないままの方が物語を楽しめるような気がしてきました。
それよりも人前であまりすごい力を使いすぎるとサタンやらイルミナティやらに目をつけられないかの方が心配です。
奥村兄弟は雪男だけでなく燐もストイックすぎるところがあるのが気になります。
(おそらくサタンの息子で人並み外れた力を持っているがゆえに普段から自制しているからなのでしょうが。)
いつか本当に燐が自分の怒りや欲望に飲み込まれてしまう日が来そうで怖い…
燐はもっとちゃんともう一人の自分=自分の怒りや欲望と向き合った方がいいんじゃないかと。
雪男がルシフェル以外のイルミナティの面々とどんなやり取りをするのかは大いに気になります。
志摩はやっぱりここでも騎士団にいた時と同じように雪男に話しかけたりするんですかね!?
そういえば外道院あいつもう死んだんだっけ!?雪男と外道院のやり取りとかすごく見てみたかったけど…