2017-04-22 (Sat) 21:31
4月18日に発売したマギ33巻とシンドバッドの冒険13巻をようやく買うことができました。
しかも今回は特典ペーパー付きのやつです!!(っていうか、どこの本屋でも買っても特典ペーパー付いてくるようにして欲しい)
マギ本編33巻の表紙
…を飾ったのは全身魔装のシンドバッド(魔装クローセルver.)で、
シンドバッドの冒険13巻の表紙
…を飾ったのはシンドバッド達の前に現れた(この時点では)マギを自称する謎の少年・ジュダルとシンドバッド(バルバッド兵の正装ver.)でした。
それにしてもシンドバッドはどんな格好をさせてもうまく着こなしますよね。
裏表紙
本編の裏表紙がシンドバッド(魔装フルフルver.)で、シンドバッドの冒険の裏表紙がバルバロッサとシンドバッド(乗馬姿ver.)。
…って、ちょ、バルバロッサのやつ、馬に懐かれすぎぃっ!w こいつどんだけ馬に好かれてるんだよw それにしても人間だけでなくて馬(動物)の心までこうも見事に掌握してしまうとはバルバロッサ恐るべし。
特典ペーパー
シンドバッドの冒険のペーパーが花見のかわりに手作りお菓子会という割と普通の内容だったのに対して、
本編のペーパーは主要人物が対象のお絵かき心理テスト「王と眷属と魔法使いと聞いて思い浮かぶ絵を描いて下さい」という、私達マギファンにとってもすごく興味深い内容になっていました。シンドバッドの描いた絵が王が一人だけ大きすぎとか、マスルールの描いた絵が眷属にも上下があったりとか、そういや紅玉に眷属っていたっけとか。
単行本巻末のおまけ漫画
シンドバッドの冒険はマンガワンにも掲載されたやつで、本編の方は描き下ろし…で間違いないですよね!?
シンドバッドの冒険のおまけ漫画を読んでいると、とてもこの後ジュダルがセレン様を裏切ったり陥れるとは思えない件について。
本編のおまけ漫画でアリババとジュダルが二人でいると落ち着くのがちょっと意外にも感じましたが、そういやこの二人何年も一緒に旅?をしていた仲でしたっけ。
俺は変えたいんです、そんな理不尽な世界を。俺は苦しむ人々を救いたい…誰かが誰かを踏みにじる、この世界を変えたい。
シンドバッドの冒険のシンドバッドを見ていると、彼の下に志を共にする多くの仲間たちが集まってくるのも、最初は彼に対して好意的でなかった人達がやがて心を開いて協力してくれるようになるのも、すごくよくわかる気がするんですよね。まるで少年漫画の主人公みたいなカッコいいことを言っていた男が…
誰にも望まれぬものを(中略)この世界を変えたい!!俺の願いのためだけに!!
本編ではどうしてこうなってしまったのか…まあシンドバッドがこの結論に至るまでの経緯がそれなりの話数を使って描かれてはいましたし、シンドバッドの口から理由らしきものが語られてはいましたが、それで納得できる読者が私も含めてどれだけいるのかという…今度は自分が他者の都合を無視して他者に理不尽を押し付ける側(少し前までの紅玉の煌帝国とかまさに理不尽に苦しめられていた側)になりかねないというのに…
僕はシンドバッドが怖い。彼があまりにも王の器に近しいから… シンドバッドおじさんの輝きが強すぎて、知らないうちにおじさんの照らし出す道に引き寄せられてしまう気が
本編でアラジンやユナンがシンドバッドのことをこのように言っていましたが…
あの恐ろしい男が…あいつにだけは近寄るなよ。
シンドバッドの冒険では、シンドバッドにとってバルバロッサがまさしくそんな存在だったのではないかと。ちょっと遠く離れて客観的に考える時間を与えられる間もなく、すっかりバルバロッサのペースに巻き込まれていっちゃいましたからね…