2017-03-29 (Wed) 00:01
最新単行本第33巻が4月18日(火)頃発売!!
シンドバッドの冒険について
今週のシンドバッドの冒険は休載、その代わりこれまでのシンドバッドの冒険の軌跡をまとめた「シンドバッドの冒険の書」なるものが掲載されました。 ※いつもの横読みではなく縦読みとなっています。
そして来週は「シンドバッドの冒険-プロトタイプ-」がマンガワンで期間限定初公開、再来週の4月12日(水)より新章がスタートするようです。
これまでの簡単なあらすじ
シンドバッドは自分が神になったことがソロモンの意志だとまで言い切りやがったけど、はたしてそれは本当なのか、それともシンドバッドが自分に都合良く解釈しているだけなのか…
これこそがソロモン王の意志なのではないか!? 君一人のちっぽけな倫理観で、俺の行いを否定するのはまったく傲慢なことだ!アラジン!
ここ最近ずっとこんな感じの話ばかりされて、いい加減うんざりしてきている自分がいます。あと何週こんな話を聞かされ続けなければいけないんだろうか…!?
彼らは常に俺の寝首をかこうと狙っている。対等に近いから仲間なんだよ。
うーん、予想通りではあったけど、何度読み直してもシンドバッドのこの考え方が理解できない。まだ(アラジンがそういう仲間なのかいと聞いたように)何らかの共通の目的のために手を組んだ仲間だと言われた方がよっぽど理解できるのですが…
だから遠慮なく、僕一人のちっぽけな倫理観のために戦うよ。僕も自分の意思で立っている。
特に初期の頃のアラジンは、この世界の人達や出来事から一歩引いていたイメージが強かったので、アラジンがここまで自分の意志で言えるようになったことに感慨深いものがあるというか軽く感動すら覚えてしまいました。
相手になろう。果たして俺に勝てるかな!?君とアリババくんで、力尽くで止めてみろ!
あれ、残る二人のジュダルと白龍は!?…という当然の疑問はとりあえず横に置いといて。
あれ、シンドバッドの問いに対してシンドバッドが納得できる答えを出せれば迷宮を攻略できるという話はどうなった!?結局最後は力尽く(バトル)で…ということになっちゃうのか。でもシンドバッドの自説を延々と聞かされ続けるよりは、こっちの方が断然面白いし見応えもあるので、自分的にはいいんですけどね。ただどんなに倒しても復活してしまう相手に一体どうやったら勝てるのかという疑問が出てきますが…
イル・イラーが封印されてる次元に。
たとえばイル・イラーと同じように、シンドバッドも別次元に封印しちゃうとか!?
もう、「あのお方」の声も聞こえなくなってしまったし…早く終わんないかなぁ、これ。
あのアルバが何も企んでいない…だと!?(驚愕)
でも本当、早く終わってほしいですよね。もっとも私の場合はアルバとは違い、(これさっきも書いたけど)シンドバッドの自説を延々と聞かされ続けるのにうんざりという理由だからですが。
イル・イラーが封印されてる次元に。(中略)!?
いやたしかにこの時のエピソードは私もすごく知りたかったところではありますが…アリババってばよりにもよって今この状況でアルバにイル・イラーの話をしちゃう!?
あのお方に会ったの!? ねぇ、何か教えておくれよ!!
やっべ、案の定、めっちゃ食いついてきてるし。っていうか、自分の手が燃えているのも構わずにアリババに迫るアルバが怖い怖い怖い。
それにせっかく今のアルバは生きる目的を見失って無害な存在になっているのに、イル・イラーの話を聞いたら何をしでかすのかわかったもんじゃないけど、本当に話しちゃってもいいのか!?
っていうか、アルバが知らないってことは、シンドバッドも知らなかったり!?
いやいや…できるわけないさ。 ねぇ、何か教えておくれよ!!
それにしてもアルバのこの話し方(言葉遣い)、まるでアラジンと話しているみたいだと、時々思ってしまうんですよね。それにアリババはアルバとの直接の因縁があるわけでは無いので、(ジュダルや白龍とは違って)私情とかに囚われずに客観的にアルバと話している姿が印象的でした。
気づいたらとある空間にいました。そこで俺は延々と、自分が今まで生きてきた間の記録を見せられました。
そのことに何か意味があるのか無いのか…
ああ、俺は死んだんだなぁ… ニョキッ
この「ニョキッ」がすごく気になるのですが…
嘘をつけ。君の記憶はその分野で大いに固着している。未練が濃い証拠だ。
がくがくぶるぶるそんなことまで他人に筒抜けになってしまうとは、イル・イラーの世界なんて恐ろしい世界なんだ←
おまえもイル・イラーの一部じゃ。もうここから出られんぞ。
なんとなくアリババがシンドバッドの洗脳・世界改編の影響を受けなかった理由がわかってきたかも!?
アルバさんたちがマグノシュタットに次元の穴を開けたせいで次元の境界が薄くなってたからじゃないかって
まさかアリババが生き返ることができたのが、アルバ達が次元の穴を開けたおかげでもあったとは。たとえばもう二度と登場しないモブキャラだとばかり思っていたブーデルが数年後にはキーマンになって再登場したり、白龍やジュダルが堕転したからこそシンドバッドの洗脳を受けずに済んだり、こういう過去の人との出会いや出来事が巡り巡って予想外の結果をもたらすのが、マギの面白いところでもありますよね。