2017-03-22 (Wed) 00:01
大高忍先生が描いた女らんまが最高すぎる件について。
あと最新単行本第33巻が4月18日(火)頃発売だそうです。
これまでの簡単なあらすじ
第1の迷宮ではジュダル、第2の迷宮では白龍、そして第3の迷宮・ゼパルではアラジンがシンドバッドと対峙することに。アラジンの番になって、これまでよりもシンドバッドとの議論が深まっているようだけど…!?
俺よりも世界を正しく導ける者がいるならそれでも構わないさ。そこで、見込みがあるかもしれない君たち4人を聖宮へ呼んだわけだが…
なるほどそういうことだったのか…
まだまだ、俺の力を譲り渡す気にはなれないな!
そうは言いながらも、今のシンドバッド、以前と比べるといい表情するようになりましたよね。こうしてアラジン達と問答しているのを楽しんでいるようにさえ思えます。
理不尽な世界の中だからこそぶつかり合いながら、少しずつ変わりながら、僕たちは自分の意志で生きていけるよ。
やはりアラジンの考え方はそうですよね。っていうかこれってアラジンだけじゃなくて、アリババも白龍もジュダルも多少の違いはあれど皆同じ考えのはず…ですよね!?
かつて仲間だった者たち? 八人将たちのことさ。
なんとなくそうなのではないかと思ってはいましたが…シンドバッド自身の口からこうもはっきりと過去形で言われてしまうと、なんとも複雑な気持ちになってしまいますね。
すると、予想外のことが起こった。仲間たちは皆、革新者であることをやめたんだ。
シンドバッドの話を聴いていると、シンドバッドの仲間たちをアルマトラン時代のソロモンの仲間たちと重ねてしまうのは私だけでしょうか!?
みんな、最初はそれぞれ世界を良くしようと考えているだけなのに…どうしてうまくいかないんだろう?
これまでアラジンがずっと疑問に思っていたけど、いくら考えてもどうしてもわからなかったことですよね…
築き上げたものを守りたいって気持ちは俺たち人間誰もが持つ、自然な気持ちだ。そして皮肉なことにその当然の気持ちがぶつかりあった時に戦争が起こるんだ。
今回シンドバッドが言っていることにすごく納得できてしまう件について。まさかこのような形でアラジンの長年の疑問に答えが出る(見つかる)日が来るとは…
世界ではなく人間がそういう風にできていたんだ。
ついさっきまで(ソロモンやウーゴくんが作り上げたこの)世界(のシステム)を否定するようなことを言っていたのに…
人間が人間らしく生きる限り、世界のシステムを何度作り変えても、戦争や理不尽はなくならないんだから。
つまりシンドバッドは戦争や理不尽を無くすためには、人間が人間らしく生きるのをやめるしかないと、そう言いたいわけですね。でもそんなの本当に生きていると言えるんですかね…
これこそが、ソロモンの意志なのではないか?
これはまさかのソロモンがラスボス展開!?いやでもちょっと待てよ、シンドバッドのヤツ、ついさっきまでソロモンのこと散々批判していませんでしたっけ!?っていうか、シンドバッドが神になったのがソロモンの意志だとしたら、その神に自分の息子が立ち向かうのもまたソロモンの意志だったりして!?