2017-03-08 (Wed) 07:37
今回までの簡単なあらすじ
ファーランから自分が「運命」に抗うことができる特別な存在「特異点」であることを聞かされたシンドバッドが出した答えは…!?
私はただの、運命を憎む者。この世界をあるべき姿に戻すことを目的にした「組織」の一員
前回の話の内容からして、今回はもっと踏み込んだ話をしてくるものかと思っていましたが、結局アルマトランのことについては触れずじまいで、意外とあっさり話が終わったなという感じを受けました。
私たちは古の知識を持った魔法使いの集まり…八芒星(アル・サーメン)を信奉する名もなき集団です。
今回のサブタイトルを見た時から、アル・サーメンのことをどう説明するのか気になっていたのですが、ここでもまたアルマトランには触れていませんでしたね。普通ならアル・サーメンを信奉するという組織がどんな組織か気になって、極秘裏で部下に調べさせると思うのですが、はたしてシンドバッドがそこまでするのかどうか…
あなたの「特異点」としての力でどうかこの世界をあるべき姿にして下さい。
なんというか随分唐突かつ強引な気がしました。こんな中途半端な情報しか与えず、まだそれほど運命に絶望していないシンドバッドに対して、「世界をあるべき姿に~」とか言ってもどんな答えが返ってくるのかはわかりきっていただろうに。いやもしかしたらこれからシンドバッドを絶望させようと企んでいるのか…
「運命」はいつかあなたを苦しめることでしょう。それを打ち砕くことができるのは…「特異点」であるあなただけ。
まるでシンドバッドの未来を言い当てているかのようでしたが…でもこいつらいつも口を開けば「運命」のせいだ「運命」が悪いと言っているけど、この世界の人達が苦しんでいるのは「運命」のせいじゃなくてお前ら「アル・サーメン」のせいなんじゃ、と思わずにはいられないんですよね。実際、本編でのシンドバッドのトラウマとなっている初代シンドリア滅亡もアル・サーメンが元凶なわけですし。
もしあなたが運命に絶望し、その道筋から逃れたいと望むなら、これをお使い下さい。これは我々が作り出した金属器。
闇の金属器…これをシンドバッドとセレン様のどちらが使うことになるのか、どのような経緯で使わざるを得ない状況に追い詰められるのか、嫌な予感しかしない件について。
それよりもここで私に話しかけてはいけませんよ。連絡なら魔法でと… くどくど
やっぱりファーラン、子供に対しては優しいんだよなあ。
ちょうどいい。大いなる計画書のためにもうひとつ種を蒔いておくかー…
…って、ちょ、ファーランお前、セレン様に一体何を吹き込むつもりだ!?セレン様はシンドバッド以上にファーランの言葉を真に受けそうで不安しか無いんだけど!?
ファーラン来訪から数日…セレンディーネ、ジュダル、そしてその侍女2人が…姿を消した。
ファーランに唆された?セレン様が何をしようとしているのか予想もつかないだけに怖いです。