2017-02-08 (Wed) 00:01
これまでの簡単なあらすじ
マギ&金属器使いによるガチバトル展開突入かと思いきや、今度はシンドバッドが納得する答えを出せ…だと!?ここは俺に任せろと一人残ったジュダル、本当に大丈夫なのか…!?
そんな心配、アラジンがしたらジュダルはゴネるぞ! あいつはそういう奴だ!
さすが3年間ずっと一緒にいただけあって、アリババはジュダルのことよくわかっていますな。
それにしてもジュダルが一人残ることが認められたということは、この先の迷宮も一人につき一つ攻略という感じになっていくのかな…!?
俺の故郷は徴兵と貧しさで地獄だった!!それを変えるには迷宮バアルで手に入れた力を振りかざすしか~
ただの怒り狂ったガキというよりは、一人の苦しんでいる少年が必死に救いを求めているように見えました。
おまえも同じだろ。これは…バルバッドの騒動の後の…俺?
ここのシンドバッドがジュダルに見せた過去回想シーンを読んだ後で、12巻のジュダルとシンドバッドのやり取りをもう一度読み返してみると…
玉艶…! そいつを殺せ!!! さぁ、シンドバッドとは違う答えを示してみせよ!!!
まるでかつて白龍がベリアルに試されていた時と同じようなシチュエーションになってきましたね。そして14歳シンドバッドのこの言い方…シンドバッドに言われているのかバアルに言われているのかわからなくなってきそうです。
ニコッ ジュダル ニコッ
あ、なんとなくこの先の展開がわかっちゃったぞと思ったのは私だけではないはず。
ゴッ ザクザク きゃああ
やっぱり…ですよねーw ジュダルが何のためらいもなく玉艶をボコボコにしたのには激しく吹いたw
おまえ、もっと神を説得させられるような…崇高な答えを…!! えっ…!? エエーッッ!??
こんなふうにうろたえたり驚いたりするシンドバッドがすごく新鮮でしたw
ウルセー!めんどくせぇこと考えるのは白龍の役目だ!!あと屈服とかはアラジンやアリババの役目だ!!!だから俺は…遠慮なく破壊するのさ…
いつもと言っていること大して変わらないのに、ヤバいなんかジュダルがカッコイイぞ。まさかあのジュダルの口から仲間がいるから遠慮なく戦える(破壊できる)~的な感じのセリフが出てくるとは…
おまえ…自信満々のくせに、自分が嫌いなんだろう?(中略)おまえも自分の生き方満喫しろよ!シンドバッド少・年!
ここでジュダルに言われてはじめて、シンドバッドが実は「自信満々のくせに自分のことを嫌い」だということに気付かされてしまいました。これまでずっと本編やシンドバッドの冒険でシンドバッドのことを見てきたつもりですが、シンドバッドが自分を嫌いだという可能性さえ思いつかなかった自分が正直恥ずかしいです。
前回は本当にジュダルで大丈夫なのかと思っていましたが、今回の話を読み終わった後だと、アラジン達四人の中でシンドバッドの境遇や気持ちを一番理解できるのは他でもない(ある意味シンドバッドと似た者同士の)ジュダルだったのかなと。これは私の中のジュダルに対する認識を改めないといけないなと。