2016-11-22 (Tue) 00:01
今週は水曜日が祝日なので、本日火曜日サンデー発売です。
マギ本編単行本第31巻、シンドバッドの冒険11巻が発売中です。
これまでの簡単なあらすじ
アラジンもシンドバッドもここまで考え方が違っていると、もはや両者が歩み寄ることは絶望的かと思われ。そんな二人に意見を求められたアリババは何と答えるのか…それこそアリババの答え次第では世界の命運が!?
「一人の王を仰ぐ」という共通の思想を世界中の皆に~
ここでシンドバッドが「シンドバッドを仰ぐ」ではなく「一人の王を仰ぐ」と言っていたのがちょっと気になりました。このシンドバッドの言い方だと、考えようによっては「一人の王」とやらが必ずしもシンドバッドである必要はないんじゃないかと。
アリババくん!!
前回の感想記事のコメントでも指摘がありましたが、ここでシンドバッドがアリババに意見を求めたということは、シンドバッドはアリババが自分の考えに賛同してくれるとでも思ったのでしょうか!?どう考えてもアリババはアラジン寄りだけど。
アラジン同様、君のルフに俺の意志は及んでいない。君は不思議だよ、アリババくん。
とりあえずアリババはまだ洗脳されていないことがわかってホッとしました。もしかしたらシンドバッドがアリババだけは洗脳の対象外にしたという可能性も考えていましたが、そうではなかったようですね。
シンドバッドさんに生意気な口きくんじゃねーッ!!!
最初このセリフを見てちょっとびっくりしたけどよくよく読んでいったら良かったいつものアリババだ。こうやって自分自身でも意識することなく自分のペースに周りを巻き込んでいく所がアリババらしいなと思いました。
は、はぁ。は?
シンドバッドがこういう表情を見せるのは珍しいですよね。でもその後すぐに表情筋が固まって、またいつものあの表情に戻ってしまうわけですが…
俺とまったく同じ、ただの対等な人間同士だからってことですよね!
なるほどアリババはそうきましたか。先程のアラジンとシンドバッドの世界規模の壮大なスケールの論争を聞いていてもイマイチピンとこなかったのに対して、こっちのアリババとシンドバッドの個人間の話の方がずっとわかりやすいし説得力もあると思えるのは私だけではないはず。これはもしかするともしかしてシンドバッドの気持ちも変えられるかも…!?
神様なんてつまらなくないですか、俺さびしいですよシンドバッドさん。
アリババの気持ちは痛いほどよく伝わってきたのですが…シンドバッドがこういう表情をする時って…やっぱアリババでもシンドバッドの説得は無理だったか…
ああ、彼(ウーゴくん)は完全にくるってしまっていたよ!
シンドバッドがアラジンに「ウーゴくんが狂った理由(アラジンがいなくなった寂しさ)」を言わなかったのはせめてものシンドバッドの優しさなのかそれともシンドバッドにとってはどうでもいいことだったからなのか…もっともアラジンなら自分で気付いてしまうかもですが…
なぜあくまでも人の手で~(中略)己に欲望が、なかったからだ!!!
シンドバッドのやつ、よくもこうやって次から次へと自分に都合の良い解釈(決めつけ)ができるものだと。
この世界の問題は、あくまでこの世界に住んでいる人間が自分達で解決しないことには、この世界のためにならないと…って言ってもきっとわかってもらえないんだろうなあ今のシンドバッドには。
その上の神も超え続ける。(中略)そのために俺はこの世界を一度まっさらなルフに~
シンドバッドこいつさっきまでとは打って変わっていい表情をするようになってきたな。しかしこんなこと聞かされたらさすがにアラジンもアリババも止めない訳にはいかないと思うんだけど。そもそも100年後や1000年後も平和にという話は一体どこへ行ったの!?
だがその力をもって俺は見たこともない高みへと君たちを連れて行くと約束しよう!!きっと楽しいぞ!!
それがどんな楽しい世界なのかちょっとだけ気になります←
でも多分シンドバッドだけが楽しくて、他の人達には楽しくない世界になりそうな予感がしまくりなのですが。
どの次元のどの神よりも強欲な人の『王』、それが『シンドバッド』だ!!!
前回、アラジンが失敗して、今回、アリババの言葉が届かなかったことで、あとシンドバッドを説得できそうな人間が誰も思いつかない件について。
少し前に発売したシンドバッドの冒険11巻を読んでいて、もしセレン様が生きていたらあるいは…とも思ったのですが、どうにかセレン様(やラシッド王、シンドバッドの両親などすでに亡くなっている人でシンドバッドを説得できそうな人)のルフをアラジンのソロモンの知恵の力で呼び出すこととかできないですかね!?
このままだと本当にもう戦って止めるしか方法がなくなってしまいそうで…