2016-09-28 (Wed) 19:22
本日ジャンプ+に井上あさ先生の「ハッピーバースデー」という読切が掲載されました。
なんでもジャンプ+で2016年8月期ブロンズルーキー賞を受賞した作品とか。
表紙の女の子が可愛かったので興味を惹かれて読んでみたらこれがすごく面白い!
そんなわけでこのブログでも紹介&感想もどきの記事を書いてみることにしました。
この作品の簡単なあらすじ
主人公の少年が16歳の誕生日に可愛い女の子から誕生日を祝ってもらえる夢が叶ったと思ったら、いきなり知らない場所に飛ばされてそこで衝撃的な展開が…
一度でいいから可愛い子にお誕生日おめでとって…エッチな格好だとなお良し
わかる!すっげーよくわかるぞその気持ち…!!でもやっぱり現実にはそんなことありえねーんだよなあ…
秋野行来さま お誕生日おめでとうございます(はぁと)
って、本当にちょっとえっちな格好した美少女=ガイドさんきたああああっ!!しかも見た目や性格…キャラクターがもろ自分の好みのタイプなんですけど!!冒頭数ページ読んだだけでもう自分的には神読切確定でした!!
俺たちは一年ごとに(身体を)交換されていて誕生日がくるたび交換作業をしていると
その他にも引き継ぎ時の記憶がリセットされていたり、伸ばしたいステータス(能力)に伸びしろを割り振ることができたりと、これまでありそうでなかった設定が面白いと感じました。っていうか俺もできることならばステータスの振り直しをさせてほしいです!!もちろん知力に全振りで!!
もしこうなるとわかっていたら彼女を作れていたと? なるほど
いやそこは「では私が彼女になってあげましょうか」って言ってあげるところだろ!もしくは「ガイドさんが俺の彼女になってください!」って土下座して頼むところだろ!なぜ目の前に自分の理想のちょっとえっちな格好した可愛い女の子がいるのに(以下ry。
傷や痣などはすべて私の手で完全再現しております 手作業で!?
自分的にはこういうやりとりすごい好きです。ガイドさんのキャラもすごい好きです。
そしてこれがあんたの…つまり十六歳の行来さまの成績表です
健康状態も家族関係も良くて友達が6人もいるのに彼女がいないだけで総合評価が「D」だと…!?だとしたら俺はどんだけ評価が悪いんだよと…絶望したマジ死にたい←
人間には「個人差」というものが設定されておりまして~
いやーやめてーそんな現実知りたくなかったー…でもいつもと変わらぬ笑顔で容赦ない現実を突きつけてくるガイドさんがステキだと思えてしまう自分が…
他の人はどんな感じなんだろう(中略)世の中下には下がいるもんだよ
普通の主人公よりも恵まれない状況に置かれている二人の少年が登場して、しかも自殺しようとしているなんてことまで聞かされて、はたしてこの重い空気でどういうふうに話が展開していくのかと思っていたら…
これで決めよう!いっせーのでの掛け声でそれぞれ親指を上げるんだよ
きっかけは自殺しようとしていた少年に考え直させるためだったけど、いつの間にかみんなで指スマでワイワイ楽しく盛り上がっていたのがすごくいいなと思いました。
でも友達が一人できるだけでもけっこー人生変わると思うし俺はそれに賭ける!
すごく前向きで希望の持てる考え方ですごくいいなと思いました。俺もこういう考え方ができる人と友だちになりたかった…俺自身がこういう考え方ができる人間になりたかったです。
このたびはおめでとうございます!(中略)まずはみなさまに去年ここであったことをお話しますね。
こうして一年後にも三人が揃っていて、しかもお互い知り合いの様子だということはつまり…編集部コメントにもありましたが、エンディングの話のまとめ方がすごく秀逸で、この読後感の良さはぜひ他の方にも味わって欲しいものです。
久しぶりに面白い読切を読ませてもらいました。次はぜひジャンプ本誌で井上あさ先生の連載を読みたいです。