2016-08-10 (Wed) 00:01
次号のサンデーは再来週発売です。(来週は合併号休みのため)
これまでの簡単なあらすじ
これってつまり、ダビデがシンドバッドを見限ってアルバと手を組んだ…のか!?
「通信機」で情報を一般の人たちからも発信~
これってつまり、私たちの世界で言うSNSですよね。
つい少し前までは中世アラビアンファンタジーだったのが、今や私たちの現実世界とそう変わりなくなってきているという…
しかし、つぶれた「商会」もあるよ。君の見えないところでね。
なんつーか、シンドバッド少し変わった!?以前のシンドバッドに戻った!?
まずパッと見で表情が変わりましたよね。ここ最近は何考えてるんだかわからないそんな作り物のような笑顔だったのが、今回はすごく自然な感じで笑っていたのが印象的でした。
さらにアリババ達に対する接し方にも変化が。ちょっと前までは商売のためなら何をやってもいいんだというような態度で、息子同然のアリババに対しても平気で嘘をついたり陥れようとしたり陰湿な妨害をしてきていましたが、今のシンドバッドは本心からアリババのことを気にかけてアドバイスをしてくれているように見えました。
私からは何もないわ。あとはお願いね、夏黄文。
(ここ最近アリババ達に見せていたのとは違う)紅玉のこの表情…このつれない態度にちょっとゾクゾクしました(←おい)
とまあ冗談はさておき、お互い商会の代表という立場上、いつまでもこんなんではいられない、最低限表面上だけでもうまくやっていかなければいけないということを考えると、紅玉が自分の中でどう折り合いをつけてシンドバッドと接していくのかに注目したいです。(もっともそれが作中で描かれることは無いかもですが)
あれは必要なことでした。煌の内戦を終わらせるために。それが、なぜあなたにはわからないのですか?
たとえ正論だとしても、シンドバッドが紅玉に直接言ってのけるところが、色々な意味ですごいと思いました。これからのシンドリア商会と煌煌商会の関係を考えると必要な発言だったのかもしれませんが。それこそブチ切れた紅玉(やその臣下達)にボコボコにされてもおかしくなかっただろうに…
まあ仮に百歩譲って煌の内戦云々については必要なことで仕方なかったとしても。その後のこと(煌帝国内で独立戦争を引き起こさせたり、煌帝国が立ち直ろうとして作った商会の活動を度々妨害したり)はどう説明するつもりなのか…
本当にすげえやつだったんだな…って、今更わかったんだよ。
さっきのアリババ達に見せていたのとはまた少し違う、まるで昔(シンドバッドの冒険の頃)に戻ったかのような…シンドバッドのこんな笑顔見るの随分と久しぶりな気がします。
毎年思い出して、自然とここに集まっちまうな。
最初の「シンドリア王国」を作った時の主要メンバーの生き残り(と肉親)が勢揃い…というシチュエーションのようですが、まだその当時は仲間(八人将)になっていなかったであろうヤムさんとピスティはともかく、もうすでに仲間になっていたシャルルカンがその場にいないのが少し気になりました。
…兄が、死んだ時は… あの人の無残な死に顔… ヒナホホ、おまえも奥さん(ルルム)が死んで、
ミストラス…ルルムさん…シンドバッドの冒険に登場していて、本編では一度も登場していないということは、おそらくそうなんだろうとは思っていましたが、こうして事実を突きつけられるとやはり辛いですね。そしてこの場では名前が出ていませんでしたが、おそらくセレン様ことセレンディーネも…
そういえばシンドバッドの冒険でミストラスとピピリカがちょっといい雰囲気(というかミストラスの一方的な片想い?)になっていましたが、「あの人」という言い方からもピピリカにとってもミストラスは特別な存在だったのかな…(シンドバッドの冒険でそのあたりについても描かれていくのでしょうか?)
お主こそが、この国と世界のために、力を尽くした人間だ! 俺たちも、おまえを誇りに思ってる。
これ以上ないシチュエーション…これ以上ないタイミングで…これ以上ない仲間達から…これ以上ない言葉を…ヤバい思わずグッときてしまう…
ここ最近のシンドバッドはずっとダビデやアルバとばかり話していて、やつらから悪い影響受けまくりな感じで、その反面、昔の気心の知れた仲間達とは疎遠になっていて心配だったのですが、どうやら大丈夫なようでホッとしました。
前回の感想記事で、ダビデがいなくなった後シンドバッドはどうなるのかというようなことを書きましたが、むしろシンドバッドに悪い影響を与える奴がいなくなったことで、シンドバッドにとっては良かったのでしょうね。
ーやはり、声が聞こえないな。
もしダビデがシンドバッドを見限ったとすると、次に行くのはやっぱりジュダル…!?