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マギ シンドバッドの冒険 単行本第9巻の紹介と感想(ネタバレあり)

2016-04-20 (Wed) 22:57

ようやくシンドバッドの冒険最新単行本第9巻を買うことができました。
そして早くも来月…5月18日(水)頃には10巻が発売が発売されるようです。

第9巻では第70夜から第80夜までを収録

この9巻では奴隷編?マーデル編?がついにクライマックスを迎えます。
ある意味ここがシンドバッドの原点やターニングポイントのように思いました。
※ちなみにマンガワンでの最新話は発売日時点で第101夜です。

9巻おまけマンガマーデルさんとキールくん

マーデルに拾われなければあのまま人間扱いされずに野垂れ死んでいただろうことを考えると、
たとえマーデルの母性愛が嘘偽りだったとしてもキールは幸せだったんじゃないかと思わずにはいられません。

マーデルはキールをちょうどいい駒とか最後の使える奴隷とか散々言ってくれちゃっていましたが、
159ページの息絶えたキールを見るマーデルの表情が…本当はキールのことどう思っていたんでしょうね。

主人と奴隷、奴隷同士の人間関係も見どころの一つでしたが…

キールやファティマー、それに多くの子どもの奴隷達…まるで彼らのマーデルを巡る救いのないドロドロの愛憎劇を見せられているかのようでした。

この時のことがシンドバッドの原点にもターニングポイントになったとも…

マーデルがシンドバッドの生き方考え方に良くも悪くも多大な影響を与えたことは、
最近の本編でのシンドバッドのアリババに対する言動からもわかります。

シンドバッドが一人で何でも背負おうとするのがちょっと心配かなとも

最後は俺の手で決着をつける、すべての責任は俺がとる、そして実際それができちゃう人でもあるんですよね。

マーデルに勝って、奴隷から解放されたというのに、なんだろうこのすっきりしない感じは…

とりあえずジャーファルさんがシンドバッドに何を言うのかに注目したいですね。

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