2016-04-13 (Wed) 00:01
休載明けの次々号より新展開…ということで次週は休載のようです。
最新単行本第29巻(&シンドバッドの冒険9巻)が発売中です。
これまでの簡単なあらすじ
突然世界中で一斉に「煌帝国が再軍備して転送魔法陣で侵略してくるんじゃないか」という噂が流れ始め、その結果全ての国から商館建設の話を拒否られてしまうことに。そこでアリババはシンドバッドを頼るも冷たく突き放されてしまい…!?
君はあっさり捨てられるんだな。なんだか…羨ましい気がするよ。
シンドバッドがどんな思いでアリババにこの話をしたのか、残念ながら私にもよくわかりませんでした。このことについては外伝…シンドバッドの冒険で触れられることになるのかもしれませんが。
シンドバッドとアリババは色々と似ている部分も多いのですが、こういう王族についての考え方とか決定的に違うところもあるということだけは、わかりましたが。
もし、そうだとしたら…どうだというのかね?
シンドバッドこいつもはや隠そうともしないとは…いやむしろアリババが自分から気付くように遠回しな言い方をしていたような感じさえ…
俺の息子だという君への、これはアドバイスだよ。
アドバイスっつーか宣戦布告ですよねこれ。でもこれでもうアリババがシンドバッドを頼りにすることができなくなるのは結構痛いような気がします。何だかんだ言いながらも最後はシンドバッドがどうにかしてくれると思っていただろうし。
「転送魔法陣」も、煌帝国内では規制がなく使えます。
っていうことは、転送魔法陣を使えば、紅炎達に会いに行くことも…って、さすがにそれはダメかな。
予備の輸送手段が(中略)国境ぎりぎりまで品を魔法陣で転送し、そこから近隣諸国へ~
なるほどその手があったか…謎の仮面の軍師が有能過ぎる件について。
それに比べて俺らの夏黄文さんは文句ばかりで…いや何も言うまい。
あと謎の仮面の軍師の隣にいた紅玉が可愛かったです。
死にました。これからはどうか、あなた自身の夢を描き、皆に~あなたならできます。 お兄様…
どうやらこのシーンの彼らのやり取りを見る限りだと、煌帝国が魔法の技術を軍事利用する(再び軍事国家化する)心配は無いのかなと。
これまでゼパルに操られていた件でずっと自分のことを責めていたであろう紅玉には、皇帝としての自分に自信を持てなかった紅玉には、一番言って欲しい相手から言ってもらえた言葉だったのではないかと思わずにはいられませんでした。
お兄…お兄…えっ、えっ!?ええっ!!?
これはさすがに俺らの夏黄文さんも気付いちゃいましたかwこれから俺らの夏黄文さんが謎の仮面の軍師に対してどんな手のひら返しを見せてくれるのか楽しみで仕方ありません(←おいw)
煌帝国のいい情報を世界中に伝えていければ…一気に逆転することだってできますよね!
同じ情報戦でも、片や相手(煌帝国)の悪い情報を流して足を引っ張ろうとするシンドバッドに対して、片や自分達(煌帝国)のいい情報を世界に伝えていく~というのがアリババらしいなと、両者が見事なまでに対照的なのが面白いと感じました。
でもアリババには悪いけど、他国の煌帝国に対するイメージを変えるのは容易ではないような気がします。そもそも煌帝国のいい情報って何なのかというところから…