2016-04-12 (Tue) 00:01
本日、マギ29巻とシンドバッドの冒険9巻が発売しました。
こちらの記事ではマギ29巻の紹介を感想を書かせて頂きます。
(またもや描き下ろしペーパー付きのは買えませんでした。WEBサンデーで見ましたが、神…大高忍先生が描いたセレン様ムチャクチャ可愛いんだよなあ…)
29巻の表紙
本編も外伝も単行本の表紙を飾ったのはシンドバッドでした。
シンドバッド…外伝ではまっすぐな若者という感じだったのに、
どうしてこんなん(何か企んでいそうな悪そうな表情に)なってしまったのか…
本編は第279夜から第288夜まで
計10話収録されています。
ちなみに先週号のサンデーに掲載された最新話は第302夜でした。
おまけまんがユナンさんとジュダルくんとアリババくん(昏睡状態)①②
今回ジュダルの口からアリババの服装の真実が明らかになってしまったわけですが…でも自分ファッションについてあまり詳しくないのですが、アリババの着こなしは(たしかに周りとちょっと違うなという感じはしましたが)それほど変だとは思わなかったけどなあ…それにファッションの流行って時代は巡って何度も繰り返すとも言いますし…
それよりもシンドバッドが自分の若い頃の服を着たアリババを見てどう思ったのかがすごく気になりました。シンドバッドにとってアリババが息子同然の存在ならばなおさらこのシチュエーションはグッときそうなものですが…
たしかにジュダルはアリババに対して酷いけど、アリババのことよく見ているなとも思いました。そもそもアリババに興味や関心が無ければ50個もムカつくところなんてあげられないでしょうに。
玉艶はたしかに死んだはず…
なのにやっぱり生きてやがったこのババア。
っていうか本物の白瑛さんどこにやったんだよ。
まさか本当に意識だけの存在である玉艶=アルバが白瑛さんの身体を乗っ取ってしまったとでも…!?
シンドバッドもジャーファルさんもこの三年で変わってしまったのか…
よりにもよって玉艶=アルバと手を組むなんて…なんかもう私にはシンドバッドが何を考えているのか、シンドバッドが昔と変わらずアリババやアラジンの味方なのかどうかさえも、わからなくなりそうです。
そのことについてジャーファルさんはどこまで知ってるんですかね?
三年前とはイメージがガラリと変わって、スラっとした美青年といった感じで登場したジャーファルさんでしたが、アリババに全然変わってなくて~と言われた時の「間」があったのが気になります。
はたしてジュダルは白龍を見つけられたのだろうか…!?
ジュダルは白龍と一緒に戦争やる気満々でしたが、そんなジュダルがすっかり変わってしまった白龍を見たらどう思うのかもすごく気になりました。
白龍は復讐を終えて前に進むことに…
自分的には、白龍がアリババを殺した時点で、もう誰も白龍を止めることはできずに、白龍は世界を道連れに破滅へと突き進んで行ってしまうものだとばかり思っていたので、白龍がこの結論に至ったのが(大高先生が白龍自身に答えを出させたのが)意外といえば意外でした。
でもこれまでアリババがやってきたことは、アリババや紅炎やその他にもたくさんの人達が白龍に対して言った言葉は、白龍の心に届いていたんだと、決してムダなんかじゃなかったんだと、それがわかっただけでも良かったです。
モルさんは(アラジンと共に)白龍のそばにずっといるという決断(選択)をしたわけですが…
ぶっちゃけモルさんと白龍の関係がどうなっていったのかがすごく…ものすごく気になります。
この巻で自分が一番気がかりだったのはやっぱり紅玉でした。
完璧に作り上げた笑顔でアラジンや白龍をも欺く演技力といい、笑顔で握りしめた拳からはあり得ない音が出ていることといい、ガクガクブルブル女の人って怖い…いやこれはさすがにシャレになっていないんですけど。それこそシンドバッドへの恨みのあまりかつての白龍と同じ道を辿ってしまわないかと…
シンドバッドがやはり「聖宮」の力が必要だなと言っていたということは…
雑誌連載時ではイマイチピンとこなかったのですが、こうして単行本で通して読んでみると、アラジンが姿を消した理由が何となくわかってきたような気がしました。
オルバのことも気がかりだったのですが…
大聖母に続いてアリババまで…一度ならず二度までも大切な人間を白龍に殺されてしまい、オルバが復讐に走らないか心配だったのですが、どうやらその心配は杞憂だったようでホッとしました。
ついにアリババ復活…!!
アリババが以前と見違えるくらいに強くなってるし…まるで少年マンガの主人公みたいだ←
とまあ冗談はさておき、ずっと主人公不在の状態が続いていたわけですが、やっぱり主人公がいるのといないのとでは全然違いますよね。
私が一番アリババが変わったなと大人になったなと思ったのは、やっぱりブーデルと酒を酌み交わしながら話をしていたシーンですかね。
でも子どもにネックレスを返した時の笑顔や友達の紅玉を助けようとするところが、根本的な部分では何一つ変わっていないことがわかって安心しました。