2015-05-26 (Tue) 21:47
先日発売された月刊アクション7月号にorange第19話が掲載されました。
またこの号では、月刊アクション創刊2周年記念で、連載陣のイラスト入り直筆サイン色紙プレゼントが、各1名にプレゼントされることに…ヤバい高野苺先生のorangeのサイン色紙めっちゃ欲しすぎるんですけど。
今回の簡単なあらすじ
今回は翔が自殺した未来での、翔と翔のお母さんのお話。翔に多大な影響を与えたあのお母さんが登場します。
未来の世界で、翔に一体何があって、何を思って、自殺するまでに至ったのか、(未来から手紙を出した)菜穂達でさえも知らないであろう衝撃的な事実も明らかに…
だって新しい学校では部活には入らないって約束でしょ?
翔のお母さんといえば、翔の幼稚園の運動会の回想シーンでも登場していましたが、翔の高校生時代のお母さんが登場したのははじめて…でしたっけ?
第一印象としては、すごい美人のお母さんで、見た目もそうだけど、繊細で危うげな雰囲気が翔に似ているような気がしました。
なんか似てるかも自分と だから気になんのかな
なるほどそう言われてみるとたしかに…翔も菜穂も必要以上に自分に責任を感じて思い込んでしまうところがあるという点ではたしかに似ているかな。それにどっちも周りから見ると放っておけない(さらに菜穂は守ってあげたいも追加)タイプですしね。
まさか俺らのせいでとか…じゃねぇよな?
翔が会っていた東京の友達ってこんなにたくさんいたんだ…いやそんなことよりも翔が前の学校の部活で嫌がらせを受けていたという事実をはじめて知ってすごくショックでした。
それと同時に、友達として謝りたいというのは形だけの建前で、自分達のせいで翔に何かあったら後味が悪いという理由で翔に会いに来た、翔の東京の高校の同級生とやらに怒りを感じずにはいられませんでした。しかもこいつら何無神経に翔の悩みを聞いて笑っているんだと…
何もできなくてごめんね
ここの翔とおばあちゃんのやり取りを見ているのがとても辛かったです。
やり直したい 全部最初から
翔のおばあちゃんも須和達も菜穂も、翔のことをすごく気にかけていて、翔に対して何度も何度も救いの手を差し伸べようとしていたんですよね。でも翔は自分が悪いと思い込んで、自分で自分をどんどん追い詰めて、追い詰められていく翔がとても見ていられませんでした。
簡単に言うな 生きることが一番辛いのに
私も今まで生きてきて同じようなことを何度も思ったことがありましたが、翔の言葉はそれとは比較にならないほどの重みを感じずにはいられませんでした。
ごめん俺のせいでごめん(中略)全部どうでもいいか
てっきり翔の母親は自分のことしか考えていない人だとばかり思っていたのに…彼女がこれまでしてきたことが全部翔を守るためだったとわかった時の衝撃たるや…翔が今まで必死に我慢してきたものが揺らいで崩れ去ってしまっても無理が無いとさえ思えるほどのものでした。