2014-12-03 (Wed) 00:02
これまでの簡単なあらすじ
ジュダルが奥の手の絶縁結界を発動させ、玉艶を追い詰めたかに思われたが、玉艶は魔法だけではなく剣も強かった。あっという間に追い詰められた白龍の元に、あの二人の老将軍が加勢に来るが…
我々は何もしなかった。あなた様のおっしゃる通りだ。(中略)我らの心の声に、従うまでだ!!!
やはりこの二人の老将軍はベリアルに操られているわけではなく、自分の意志で白龍の加勢に駆けつけてきてくれたようですね。
でもこうして他の誰かが白龍の考えに賛同して一緒に戦ってくれるのって、ジュダル以外でははじめてのような気がします。なにしろかつて助力を求めたモルさんや白瑛さん達にはことごとく拒絶されてしまっていましたからね。ここにきて少しだけ白龍の王の資質を垣間見た気がしました。
信じるものが…何も無いですって…? それは君たちの方さ!!!!
そう言われてみればたしかに…アルマトランでは当たり前だった、「神」に祈ったり、「神」頼みする光景も、アリババ達の世界では一度も見たことないような…それどころか「神」や「宗教」という単語が出てきたことが一度もないような…(外伝のササンで「教義」という言葉は出てきましたが)
そんでもってさっきの老将軍の貴様には信ずるものがない発言が、玉艶の触れてはいけないヤバいスイッチを押しちゃった感が…
ソロモン、やっぱりこの世界は間違ってるよ!みんな目も耳もバカになってしまっているじゃないか!!
これは玉艶というより…すっかりアルマトランのアルバに戻っちゃっているじゃありませんか…
しかしこのアルバのセリフ…アルバにはイル・イラーの姿がどう見えていて、イル・イラーがどんなことを言っているのか、すごく気になりますね。もしそれがわかれば少しはアルバのことを理解できるのでしょうか。
バカがっ… 噛み付いっ………たっ……
あのアルバ=玉艶をあと一歩のところまで追い詰めた白龍の執念の凄まじさを見せつけられてしまいました。
しかし玉艶まだ立てるのかこいつしぶとすぎだろ…なんかまだ悪あがきしそうな予感が…