2014-10-22 (Wed) 00:16
次号…第48号は休載で、第49号から連載再開。
白龍とジュダルは第68迷宮「ベリアル」攻略に挑む。そこで二人にジンの試練が、白龍は自らが生んだ白瑛やモルジアナの幻と対峙させられることに。そしてついに自らの本当の気持ちと向き合った白龍は、アリババと手を取り合って共に…ということがどうしてもできずに…
それでもまだ冒頭では、モルさんや白瑛さんの呼びかけもそれなりに効いていて、白龍もまだ迷っていたようではあったんですけどね…
ついに白龍の不信感の矛先が姉の白瑛さんにまで…
たしかに白龍の言わんとしていることはわかるような気がするのですが、姉の白瑛さんのこととか、紅炎や紅明が玉艶の手下になりさがりこの国を好き放題してきてそれが真実だとか、白龍が自分の主観で一方的に決めつけている部分が少なからずあるような。
まあ白瑛さんは基本的には紅炎側の人間ですからね…(もっともこの白瑛さんは白龍が頭の片隅で本当に考えていることを言っているとのことですが…)
白龍の視野の狭さとか、自分に都合のいい偏った考え方とか、両極端すぎる物の見方とか、王の器以前に人としての器が小さいとか、とりあえず白龍の個人的資質については置いておくとして。
ここで問題となってくるのは、今のこの世界では、白龍やジュダルの許せないという気持ちが誰にも理解されずに、周りは間違っていると否定するばかりで、怒りの持って行き場がどこにもない…ということなんですね。そしてこれまでのモルさんや白瑛さんのやり方だと、白龍を追い詰めこそすれ、救うことはできなかったわけで、じゃあどうしたら良かったのかと言われるとうーん…
ついに白龍が堕転を…まさになるべくしてこうなってしまったという感じでしたね…
そして白龍は己の中の白瑛さんやモルさんとも決別してみせて、悪い意味で吹っ切れちゃいましたね…
自分的にはこういう展開になるのも想定の範囲内だったけど、さすがにモルさんを汚物呼ばわりは予想外だったなあ…モルさんは白龍が一度は求婚までした女性で、ずっと白龍のことを気にかけてくれていたというのに…なんかもう白龍が人として堕ちるところまで堕ちてしまったという感じが…
でも白龍の気持ちもわからないでもないですし、自分的にはアリババよりも白龍に共感できる部分が多いので(白龍のダメダメな部分が現実の自分と重なったりもするので)、こうなったら白龍とジュダルがどこまで世界に抗えるのかも見てみたい気がします。
これまでの簡単なあらすじ
白龍とジュダルは第68迷宮「ベリアル」攻略に挑む。そこで二人にジンの試練が、白龍は自らが生んだ白瑛やモルジアナの幻と対峙させられることに。そしてついに自らの本当の気持ちと向き合った白龍は、アリババと手を取り合って共に…ということがどうしてもできずに…
なぜ…俺はアリババ殿の手を取れないんだ…!? モルジアナ殿…
それでもまだ冒頭では、モルさんや白瑛さんの呼びかけもそれなりに効いていて、白龍もまだ迷っていたようではあったんですけどね…
姉上は…国が…母上がおかしいと気がついていたのに…なぜ、何もしなかったのですか…?
ついに白龍の不信感の矛先が姉の白瑛さんにまで…
たしかに白龍の言わんとしていることはわかるような気がするのですが、姉の白瑛さんのこととか、紅炎や紅明が玉艶の手下になりさがりこの国を好き放題してきてそれが真実だとか、白龍が自分の主観で一方的に決めつけている部分が少なからずあるような。
なのになぜ、姉上は、そんなやつらと手を組めとおっしゃるのですか!!?
まあ白瑛さんは基本的には紅炎側の人間ですからね…(もっともこの白瑛さんは白龍が頭の片隅で本当に考えていることを言っているとのことですが…)
白龍の視野の狭さとか、自分に都合のいい偏った考え方とか、両極端すぎる物の見方とか、王の器以前に人としての器が小さいとか、とりあえず白龍の個人的資質については置いておくとして。
ここで問題となってくるのは、今のこの世界では、白龍やジュダルの許せないという気持ちが誰にも理解されずに、周りは間違っていると否定するばかりで、怒りの持って行き場がどこにもない…ということなんですね。そしてこれまでのモルさんや白瑛さんのやり方だと、白龍を追い詰めこそすれ、救うことはできなかったわけで、じゃあどうしたら良かったのかと言われるとうーん…
世界が俺たちに背くのならばー…俺たちが世界を殺して、作り変えてやるよ!!!
ついに白龍が堕転を…まさになるべくしてこうなってしまったという感じでしたね…
幻影ではなく、本物のおまえもいずれ殺してやるぞモルジアナ。主のアリババの偽善に盲従するおまえも、主と同じ汚物だ。ハハ…
そして白龍は己の中の白瑛さんやモルさんとも決別してみせて、悪い意味で吹っ切れちゃいましたね…
自分的にはこういう展開になるのも想定の範囲内だったけど、さすがにモルさんを汚物呼ばわりは予想外だったなあ…モルさんは白龍が一度は求婚までした女性で、ずっと白龍のことを気にかけてくれていたというのに…なんかもう白龍が人として堕ちるところまで堕ちてしまったという感じが…
でも白龍の気持ちもわからないでもないですし、自分的にはアリババよりも白龍に共感できる部分が多いので(白龍のダメダメな部分が現実の自分と重なったりもするので)、こうなったら白龍とジュダルがどこまで世界に抗えるのかも見てみたい気がします。