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青の祓魔師 第60話「一緒にいるだけで腹が立つのに」の感想(ネタバレ有)

2014-09-04 (Thu) 00:01

やっぱり前回のは「第59話」が正しいようですね…


これまでの簡単なあらすじ


 燐は出雲を助け出そうとするが、出雲に助けは必要ないと拒絶されてしまう。そしてついに出雲の九尾憑依実験が取り行われることに。出雲はこれを最後の反撃のチャンスだと思っているようだけど、いかんせん今の出雲の適合率が…

これも本当の俺や


 ここでの燐と志摩のやり取りから、志摩がイルミナティのスパイで、今こうして燐達と戦っているのも、決して騙されたり操られたりしているのではなく、志摩自身の意志によるものだという現実を、否が応でも受け入れざるを得ない状況になってきましたね…

 志摩が燐に言った「これ『も』本当の俺や」を言葉通りに受け取ると、燐達がよく知る(同じ祓魔塾生の仲間だった時の)志摩もまた本当の志摩ということになるわけで、そうなると志摩が学園で出雲に気がある素振りを見せていたのは、志摩の本心だったのかそれともスパイとして標的を監視するためだったのか、志摩が出雲を一体どう思っているのかがなおさら気になってくるのですよ…


だが本来この施術はエリクサー実験で肉体強化に成功した選ばれし者だけが耐えうる 加護を失ったお前はどーなっちゃうのかな?


 なんかもう外道院追い詰められてやけになってね?この人自分が何を言っているのかわかっているのかな?この実験はほぼ成功する見込みが無いことを自分で認めちゃっているようなものなのに。それとももうとっくに実験の成功は諦めていて、自分が面白ければ何でもいいとさえ考えていたり?


朴 あたしのたった一人の友達


 しえみ…


なのにあたしあいつらが本当に仲違いするのはいっつも嫌だったの


 ここにきてこれまで頑なに燐達を拒絶していた出雲に変化が!?

 ここで出雲が自分の気持ちと素直に向き合うことで、ようやく(私たち読者にもわかる形で)出雲の本音(本心、本当の気持ち)が見えてきたわけですが、出雲はこんなにも仲間の燐達のことを気にかけていたなんて…俺が想像していたのよりもずっと心の優しい女の子でした…


あたし あいつらが好きだったんだ


 ここのシーン、思わずグッとこみ上げてくるものがありました…


…れか た…すけて!


 こんな出雲の泣き顔見せられたら、助けずにはいられないというものです。

 ここには出雲と志摩を助け出すためにやってきたはずのに、その二人から拒絶されてしまい、自分はどうしていいのかわからなくなっていたのが、ついさっきまでの燐だったんですね。

 でも(出雲の涙を見た後の)今の燐はもう完全に吹っ切れていて、出雲(大切な仲間)を助けるために戦う…という気持ちや迫力がこれでもかと伝わってきました。次回の燐の戦いっぷりにも期待したいですね。

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