2014-07-30 (Wed) 00:01
これまでの簡単なあらすじ
ソロモンは神からルフを奪い、そのルフを皆に分け与え、神を封印し、世界を変えた。今度こそソロモン達が望んでやまなかった全ての種族が平等な世界が訪れたと思われたが…
違うでしょう、シバ。『運命』が消えたわけじゃない。ルフに宿る意志が「神」からソロモン王に代わっただけさ
せっかくシバがソロモンの意志をみんなに伝えようとしていたのに、それを邪魔するかのようなアルバのこの発言は…自分の都合の良い方向に皆(=魔導士達)を誘導しようとしているようにさえ。
やめなよ。今、ここで言い争っても結論は出ないよ。今日のところはいったん下がろう。
この言い方、アルバは一体どっちの味方なのかと…
それにしても全然納得がいっていない様子だったファーラン達を一瞬で黙らせ引き下がらせてしまうとは、あの時のアルバは一体どんな表情をしていたのかと…そらもう考えるだけでも恐ろしいというものですガクガクブルブル…
………… 我らが父よ…
もはやもうアルバには何を言っても…アルバとは理想を違えてしまったことを嫌でも思い知らされてしまった瞬間でもありましたね。
我らが父よ……………
この醜悪なまでに狂気じみた玉艶スマイルは…もはや玉艶が誰なのかは言わずもがな…でしたね。
アルバ、おまえのことは一番信頼していた。これからも俺をいさめ、力を尽くせ。
こうなってくるとなぜ前回別れ際にソロモンがアルバに対してこう言ったのかがわからなくなってきてしまいます。ソロモンだって神を目の前にした時のアルバの尋常じゃない様子は見ているはずなのに、ね。ソロモンはアルバという女性のことをわかっていなかったのか、それとも…
しかし、やがて……ソロモン王に激しくたてついた魔導士の一団はなりをひそめていった。
ウーゴくんはシバと他の魔導士達の間をとりもとうとしていたようですが、全然うまくいかなくて最後には頭を抱えてしまう所がなんともはや…
それよりもわずか数コマの間にメガネを外していたのには、どんな心境の変化があったのかが気になります。マギとして認められて自信がついたとか?
どうか我らの陳述をお聞き入れください。
ファーランの表情がパッと見からもわかる位に病んできていますね。これがあのシンドバッドの冒険のファーランになるというのだから…
私…見えるよ。話せなくてもルフが教えてくれる。あなたの言いたいこと…私、がんばるからあなたの代わりに少しでも……
ソロモン…の意志を継いだシバと魔導士達の対立は決定的なものになってしまいましたね。今回の話を読む限りだと、ウーゴくん以外の魔導士達は皆、敵に回ってしまったようにさえ…
それでもたった一人でもソロモンの代わりに頑張り続けるシバが健気過ぎてもう、ね…
そういえば、シバのお腹の中の子どもはどうしたんだろう?もういい加減産まれてきてもおかしくないような…