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マギ 第222夜(第222話)「原始竜(マザードラゴン)」の感想(ネタバレ有)

2014-04-16 (Wed) 00:01

いまさらだけど、このアルマトラン編って、ソロモンじゃなくてシバが主人公なのかな…?


これまでの簡単なあらすじ


 ソロモン達は魔力の質が変わった理由を調べるために、人間が魔導士になる前から生きているという、原始竜に話を聞きに行くことに。そこで彼らはこの世界についての衝撃的な事実を聞かされるのだった…

なんだってシバはアルバにつっかかるんだ?小さい時は一緒に寝たりしてわりと懐いてたのに…


 イスナーン兄さんなんという朴念仁っぷり…ウーゴくんでさえ気付いていたというのに…アラジン達の世界にいたアル・サーメンのイスナーンとのギャップがあまりにも大きすぎて、本当に同一人物なのかと思ってしまうのですよ…


やだやだやだ私も行く!!その白い竜っていうのに会ってみたい!!


 こんなふうに駄々をこねる姿は年齢以上に幼く見えますが、恋敵のアルバに張り合って突っかかってしまうところが恋する女の子って感じで可愛かったりもするんですよね。


大丈夫よ!私たちずっとずーっと、ソロモンの味方だからね!


 昔の洗脳され歪んだ思想に染まっていた頃とは別人のように、今のキラキラ瞳を輝かせたシバのソロモンに対するまっすぐな想いが、言葉やギュッと握った両手から伝わってきて、なんかいいなあと思いました。
 
 ソロモンは笑顔でありがとうと言っていましたが、シバのことはどう想っているんだろう…?


精神破壊魔法をもはね返す強靭な生命力を持つ…イステカ大陸の『赤獅子』。


 ここでようやくアラジン達の世界ではファナリスだったあの種族も登場しましたね。でも待てよ、そうなると大峡谷の向こう側…ムー団長が見たあの光景…もしかしてそこはアルマトランだったのか…?


ダビデ老は800歳以上。この世界で一番長生きの魔導士だからね。


 たしかイル・イラーが人間に魔力を与えて、人間が魔導士になったのが800年前のことだったと思ったのですが、そうなるとソロモンの親父はその頃から生きているってこと?あのシェヘラ様でさえ300年も生きられなかったのに、一体どうやって…という疑問はとりあえず置いといて。


おそらく…"神"に意志なんかないんだ。ただの力のかたまりにすぎない。それに最初に目をつけたやつが、勝手にこじつけたんじゃないか?


 なんかソロモンや原始竜の話を聞けば聞くほどに、ある一人の人物が浮かんでくるのですが…ダビデ老怪しすぎるというかこいつが絶対に黒幕だろうと…

 しかし、神を殺すということはすなわちこの世界を滅ぼすことになりかねないのですが、そうまでしてダビデ老が何を成し遂げようとしているのかが気になりますね。


ひどい!なんてこと言うの?神様はいるわ!それじゃあ私たち、本当に正しいことをしているの?


 シバのこの昔に戻ったかのような目がヤバイw

 でもこれでちょっと思ったのですが、シバは今も昔も本質的には変わっていないのかもですね。昔は正教連の教え、今はソロモンの理想、シバにとっての正しいことが彼女の全てであって、それを否定されてしまうとあんなふうになってしまうという…

 しかしソロモンが言った神についての仮説は、これまでソロモン(と仲間達)がしてきたことを、根本から覆してしまいかねない衝撃的なものでしたね。この時のシバとウーゴくんのリアクションと、それに対するソロモンのリアクション…あのウーゴくんでさえもソロモンと対等な存在になることはできない、そう感じました。

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Comments







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No title

特にドラコーンや練紅炎の眷属達は、そんな感じしますよね。
2014-04-17-21:40 いくの
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No title

ファナリスの本来の姿とされる種族、
こうなるとアラジン達のいる世界での一部の種族の先祖は、
ファナリス以外もアルマトランの別種族の可能性も考えられますね。
例えばヒナホホのようなイムチャッカ族、普通の人より大きな身体、
水中戦はお手のものな彼らも、もしかしたらアルマトランで
水中を自在に泳いだ巨大生物の祖先なのかもしれないです。
2014-04-16-23:54 花月(かづき)
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