2014-02-01 (Sat) 18:39
これまでの簡単なあらすじ
ついに第3Qがはじまった。誠凛は日向と火神のツートップで反撃に打って出ようとするが、よりにもよってその日向が3つ目のファウルを取られてしまう。それでも納得が行かない日向は…
それほど勝ちたかったのだろう
この時の手で顔を抑えながらベンチに引っ込んでいく日向と、日向のことを見もせず声もかけられずに俯いているだけしかできないリコ先輩の図がすごく印象的でした。リコ先輩が日向(と火神)に第3Qを託した結果こうなってしまって、リコ先輩自身も敗北感に打ちひしがれている、今の日向になんと声をかけたらいいのかわからない、そんな状態なのかもしれませんね…
だからこそ残念だぜ全く…オレ達に勝ってここまで来たライバルだ 完全に誠凛贔屓で観てたんだがな…
ここで決勝戦を観戦しているライバル達も皆すっかりあきらめモードの目に…特に黄瀬なんか今まで見たことのない憐れむようなそんな表情をしていて、読んでいるこっちまで思わずいたたまれなくなってしまいました。
っていうか、黄瀬はゾーンについて色々語っていましたが、黄瀬がゾーンに入ったことってありましたっけ?
もはや完全に心も折れた 希望の光はすべて消えた 誠凛はもう立ち上がれない
それでもさっきまでは空元気でも日向が鼓舞して盛り上げていたのですが、今ではその日向もすっかり叩きのめされてしまって、どんよりと暗く沈んだ雰囲気に…誰も何も話そうとはせず、監督さえも黙って俯いたままという…これはまるでかつての帝光中時代の対戦相手達を彷彿とさせずにはいられないのですよ…
いやだ勝ちたい…ボクは…!勝ちたい!ムリでも…!不可能でもっ…!みんなと日本一になりたい!!
ある意味予想もされていた、それでいて最も盛り上がる展開になってきましたね。
黒子再登場に何より驚いていたのはかつてのチームメイトであるキセキの世代とさつきでしたね。
でもリコ先輩には策もなく、黒子が出たいと言ったから出しただけであって、そして黒子自身にも復活策があるわけでもないようですが、それでも気持ちだけで通用するのかどうかは疑問を感じます。
あんなに注目されてしまっては、もはや影の薄さという特性を取り戻すのは不可能に近いかと。
それでも黒子のパス回しで誠凛のラン&ガンは活きてくるかもしれませんが。
あともう勝つには黒子がゾーンに入るくらいしかないのかも…