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マギ 単行本第20巻の簡単な紹介と感想

2014-01-17 (Fri) 00:00

マギ 20 (少年サンデーコミックス)マギ 20 (少年サンデーコミックス)
(2014/01/17)
大高 忍

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本日マギ最新単行本第20巻が発売となりました。
さっそく購入してきましたので、簡単な紹介と感想を書かせて頂きます。


第20巻の簡単な紹介について


・表紙は全身魔装の白瑛さん(年上おっぱい!)、裏表紙は全身魔装のアリババ
・第189夜から第198夜までの全10話を収録
・ついにマグノシュタット編が完結(大高忍先生のコメントより引用)
・白龍ェ…
・玉艶ェ…
・おまけまんがは2本立て「ユナンくんとシンドバッドおじさん」「モルジアナ ファナリス兵団に会う」
 ※大高忍先生WEBサンデーバックステージVol.206に一部画像掲載
・「シンドバッドの冒険第3巻OVA付き限定版」予約申込書が入っています


それでは続きまして、各キャラクターごとに焦点を当てて感想を書いていきます。

アル・サーメンの練玉艶について


「アラジン…決着をつけましょう。同じ「アルマトラン」の「マギ」として!!!」
「ソロモン王の傲慢な意志を打ち砕く…そのために私たちは思念だけの存在と化してまでこの世界へやってきたのだから……」

 今回、玉艶の口から、彼女の正体とアル・サーメンについての衝撃的な事実が次々と明らかになりました。

 ここで一つ疑問に思ったことがあるのですが、玉艶は白龍・白瑛の母親ということですが、そうなると思念だけの存在なのに二人を産んでいるということになりますよね?あるいは玉艶の思念がこちらの世界の人間の身体に乗り移っていたりするのかな?

「やはり私たちの育てた極上の暗黒点を仕上げる必要がありそうですね。」

 これってやはりジュダルのこと?もしかして白龍も?しかしジュダルはアラジンのソロモンの知恵で生き方が変わったというようなことを言っていましたし、以前のように玉艶の言いなり…思い通りにいくとは思えないのですが…


ジュダルについて。


「よっと…この力を使えるのは堕転した「マギ」だけだぜ」

 ここにジュダルがやってきたのは、この依り代が残した黒ルフの力を手に入れるためだったようですが、一体この力で何をしようと企んでいるのか。玉艶達アル・サーメンとは違って未だに目的がわからないだけに不気味です。そういえば以前白龍に運命を恨むというようなことを言っていましたが…


練白龍について。


【ジュダルと手を組んだ白龍】

 ついにダークサイドに堕ちてしまったか白龍ェ…それもよりにもよってジュダルと手を組むとは…

 白龍の一番の目的は家族の仇の玉艶を殺すことだと思ったのですが、ジュダルを手を組んだということは、ジュダルと利害が一致したということですよね?

 それにしてもあんなにジュダルの力だけは借りまいとしていたのに、自分の身近な人達に次々と拒絶されていった結果(相手のことを考えずに自分の考えばかり押し付けようとしていたら無理もないですが)、自分に手を差し伸べてくれるのはジュダルしかいなくなってしまったという…もうなるべくしてこうなってしまったというところですかね。

【アリババ達との決別】

「アラジン殿。モルジアナ殿。アリババ殿……… やはり、あなたたちに背を向ける道を選ぶことになり……申し訳ありません。さよなら。」

 ここに白龍がジュダルと共にやってきたのは、最後にアリババ達の姿を見て、彼らと決別するため…だったんですね。

 以前モルさんにプロポーズして断られた時に、いつか必ずもう一度迎えに来るというような事を言っていたのに、この様子だともうそれも諦めてしまったのかな?

【煌帝国での居場所】

 唯一血の繋がった家族である姉の白瑛さんのことはどうするつもりなんだろう?彼女とも袂を分かつつもりなのかな?

 しかし、練紅炎の命令を無視したということは、煌帝国の中にも居場所がなくなりそうな気がするのですが、今、白龍(&ジュダル)はどこで何をやっているんだろう?


モルさんことモルジアナについて


【おまけまんが「モルジアナ ファナリス兵団に会う」】

 あんなにもたくさんの同族…ファナリスの人達と会った時のモルさんのよろこびようときたら、あんなに目を活き活きと輝かせて、アホ毛ブルンブルン揺れまくりwで、今までこんなモルさん見たことないような気がします。

「皆さん「ファナリス」の家族といつも一緒にいるなんて……とても素敵なことだと思います…しゅん」
 
 モルさんのような女の子にこんなこと言われたら、こんなしゅんとした姿を見せられたら、そりゃあもう今すぐ連れて帰って自分の家族にしたいと思うミュロンの気持ちがわかりすぎるほどにわかるというものです。

 それにモルさんにとっては気の合いそうな理解し合えそうな人達と出会えたというのが何よりだと思いました。

【依り代との戦いでの活躍ぶりについて】

 もちろん依り代との直接の戦闘でも眷属器を使いこなして活躍していましたが、彼女の最大の功績は世界中に散らばった七海連合の金属器使い達に呼びかけてくれたことであって、この戦いでの影の功労者と呼んでも良いのではないかと。

 力尽きて墜落するアリババを抱きとめたシーン、モルさんが久しぶりに登場したこのシーンは、この20巻の中でも屈指の盛り上がりどころだったのではないかと。久しぶりに会ったモルさんはちょっと成長して大人っぽくなっていて、すごく可愛くなっていてドキドキしまくりでした。


ヤムさん、白瑛、紅玉、玉艶、ティトス、その他のヒロイン達について


【ヤムさんことヤムライハについて】

 最後の最後で、ヤムさんとモガメット学長、真実とお互いの気持ちがわかって、わだかまりが解け、ヤムさんはモガメット学長を許し、モガメット学長は救われることができて、本当に本当に良かったです。

 これまでアラジンと接するときのヤムさんは年上のお姉さんという印象が強かったのですが、モガメット学長と話していた時のヤムさんは子供の時に戻ったかのようで…モガメットにやだやだ消えないでと、ごめんなさいと謝ろうとしているヤムさんが、もう、ね…

【練白瑛について】

 表紙の神々しすぎる全身魔装姿はまるで女神を思わせるそんな美しさでした。こんなおっぱい見せられたらもうっ!もうっ!

 パイモンの風で敵を寄せ付けないようにしたりと、依り代との戦いでも大活躍でしたしね。

【練紅玉について】

 練紅炎とアリババが傷つけられた時の、まるで別人のようなブチ切れっぷりが怖かったですw

【練玉艶について】

 ババア調子に乗るのもいい加減にしろよw

【ティトスについて】

 本来ならば一年ちょっとしか生きられなかったはずが、こうしてまた再び生を得ることができて、マルガと共に生きることができるようになって、とりあえずはいい終わり方で終わることができて良かったですね。

 そして次のレームのマギになるということだけど、ティトスとシェヘラ様では考え方が大分違っているようだけど、そこらへんは大丈夫なのかな?

 あと他の方も指摘されていたことですが、ウーゴくんがマギのシェヘラ様よりも偉そうだった件について。ウーゴくんとは一体何者なのだろうか…ただのジンではないのだろうか…

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