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マギ 第207夜(第207話)「カシムの墓」の感想

2013-12-10 (Tue) 23:26

来週は合併号休み…次回は二週間後の12月25日発売の4・5合併号に掲載?


これまでの簡単なあらすじ


 アリババは霧の団の仲間だったハッサン&ザイナブの元を訪れる。そして二人と話をすることで、彼らの近況とこの国が今どうなっているのかを知るのだった。その後、アリババはハッサンにカシムの墓へと案内されるのだが…

今週のアニス…アリババのお母さん


 今回久しぶりにアニスさんがアリババの記憶の中で登場しました。アニスさんは年上の可愛らしい女性で、特にあの太陽のように眩しい明るい笑顔が最高に可愛いんだよなあ。しかもそんな笑顔のアニスさんに両手を広げて迎え入れられたりしたら、アニスさんの年上可愛さと母親の包容力にやられてしまった自分がいました。俺もアニスさんの胸に飛び込みたいですぅっ!!(ヤムさんの時と同じようなこと書いてスミマセン、だってヤムさんもアニスさんとはタイプは違うけど年上可愛いんだもん)


今週のバルカーク


 先週の感想記事にコメントして頂いた方が予想されていましたが、最後から二ページ目に登場したあの人はバルカーク…だよね?今回は一コマのみの出番でしたが、次回以降はもっと出番が増えて、アリババとも話ができることに、期待したいです。


カシムの墓について


 しかし肝心のカシムの遺体はそこにはなく、煌帝国のやつらが持っていったとのことでしたが、煌帝国は一体何のためにカシムの遺体を持っていったのでしょうか?闇の金属器を使い魔神となったカシムの体は超重要機密みたいなものだから?

 それにたとえそこにカシムの遺体はなくとも、こうしてアリババがカシムの墓を訪れ、かつての仲間のハッサンと共に、今は亡きカシムを偲ぶことに意味がある…のかもしれないですしね。


ザイナブと違いハッサンは昔と変わらないと思ったら


 あの勢いと迫力を見る限りだと、今すぐにでも反乱を起こしかねない雰囲気だったのですが、次のページでは何もする気はねぇとかすっかり腑抜けになってしまっていたのには、ちょっとなんだかなあと。まあ早い話が自主性を奪われて言いなりにさせられるのは不満だけど、昔よりもずっといい暮らしができているし、何より守らなければいけない家族ができたことが、ハッサン(や他の元霧の団のメンバー達)を変えてしまったということなのでしょうね。そしてそれこそがバルバッドを支配する煌帝国の真の狙いだということも…


バルバッドと奴隷制度について


 そういえば以前のバルバッドはスラム街はあったけど、奴隷はいなかったんでしたっけ。しかし結局これは虐げられる弱い者達が、スラムの人達⇒北方から連れられてきた奴隷達に変わっただけで、たしかにバルバッドの人達の暮らしは良くなったけど本当にこれでいいのかと、アリババはそう思っているんですね。

 でもバルバッドの人達もおかしいとは思っているんだけど、ハッサンと同じように今の生活や家族を守らなければいけないから、煌帝国に逆らうようなことはできずに、仕方ないと諦めざるをえない状況になってしまっているんですね。そしてもっと下の世代の昔のバルバッドを知らない子供達に至っては、煌帝国の教育によって、それに何の疑問も抱いていない様子なのが恐ろしいと思いました。

 ここまでで現在のバルバッドの問題点についてはなんとなくわかってきたのですが、たとえアリババ一人が問題意識を持ったとしても、バルバッドの人達がこんなんじゃあ、今のままだとどうしようもないとしか言いようが無いですね。

 とりあえず次回のアリババと練紅炎のやり取りに注目したいです。しかし練紅炎の肩書き…本来ならば煌帝国の皇帝になっていてもおかしくなかったのに、バルバッドの総督止まりというのが、いくら大層な肩書きで紹介されてもあまりすごいとは思えないのですよ…

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