2013-10-18 (Fri) 23:47
![]() | マギ 19 (少年サンデーコミックス) (2013/10/18) 大高 忍 商品詳細を見る |
本日、マギ最新単行本第19巻が発売となりました。
先月に続いて二ヶ月連続の単行本発売となります。
それではさっそく、この単行本の簡単な紹介と感想を書いていくことにします。
前巻までの簡単なあらすじ
アラジンの覚醒、さらにはアリババの介入もあり、レームは攻める手立てを失ってしまった結果、マグノシュタットとレームの戦争は一時休戦となった。そして、アラジン達の説得が功を奏して、シェヘラ様から兵を引く約束を取り付けることに成功する。しかし、今度は煌帝国がこの戦争に介入してきて、ついにモガメット学長も最後の最悪の禁断の方法を取ってしまうのだった…
表紙は全身魔装状態のアリババ
前の18巻では、アラジンが絶体絶命のピンチ…の時にアリババが駆けつけたシーンは最大の盛り上がりどころでした。そしてこの19巻では、練紅覇のピンチに駆けつけたアリババが初の全身魔装姿をお披露目して、ようやくアリババの活躍する姿が見られると私たち読者のテンションも上がりまくっていたのですが…
って、ちょ、おい、せっかくこれまた初のアリババの極大魔法が見られると思ったのに!ようやくアリババの活躍する姿を見られると期待していたのに!全部おいしいところを紅炎達に持って行かれちゃうとは…まあこれもアリババらしいといえばらしいんですけどね。アリババの活躍については20巻に持ち越しといったところですかね。
今回の作者コメント欄は、紅覇の従者達(多分)
この19巻では、紅覇の従者達の紅覇好き好きっぷりの理由…紅覇がどういう人間なのかにも触れられていました。しかし黒いジン達との戦いにおいては、紅炎の眷属達は少数精鋭でも活躍していたのに対して、紅覇の従者達は数ばかり多くても戦力になっていないどころか逆に紅覇にかばわれていた…足手まといになっていたのが、対照的でした。っていうか、紅覇には眷属はいないのかが気になりますね。
でも、俺は未来のために…この人にだけは背を向けるわけにはいかねーんだ!!
あ、このアリババの表情、つい最近本誌で見たことがある…と思ったら、アラジン曰く「アリババが時折見せる、己を押し殺して弱き何かを守ろうとするときの男の顔」ではありませんか。本誌で見た時はこんな顔していたかな~と思ったのですが、たしかにこんな顔していましたね。
でもアリババは正面から紅炎と対峙していましたが、この一年で大きな成長を遂げたアリババですが、まだちょっと紅炎と対等に渡り合うには色々な意味で未熟…足りていないのかなと。それでも以前のアリババだったら簡単に媚びへつらっていたのに、こうして逃げも誤魔化しもせずにグッと堪えて向き合っていたのには、アリババの成長と己を押し殺して弱き何かを守ろうとする男らしさ…を感じずにはいられませんでした。
今回の最大の見せ場…盛り上がりどころは、紅炎の呼びかけに応えて、煌帝国の金属器使い達が集結するシーンでしたが…
あれ、誰か一人足りないような気が…するのはおいといて…
そういえばアリババは紅玉、アラジンは白瑛さんと、それぞれ煌帝国の金属器使いの女性と仲がいいところを…
全身魔装姿の白瑛さんのおっぱいでおっぱいでおっぱいすぎでした…
マギ19巻おまけまんが 178.5夜「四者面談エクストラ」
そしてマギ単行本でいつも楽しみにしていることといえば…そうこの巻末についてくるおまけまんがです。
今回はアラジンとアリババそしてティトスが、シェヘラ様の招きに応じて、四者で話し合いをしていた時のエピソードが描かれています。このおまけまんがの内容を要約してみるとこんな感じですかね…
・ティトスが(ルフのレベルでは)やっぱり女の子だったことが判明
⇒ルフが女で、身体は男って、ある特定の層の方々にはたまらないでしょうね
・スフィントスも(女に)興味がなさそうでしたって、
⇒そういえばスフィントスも年頃の男の子なのに、そういうところ(女性に興味を示しているところ)全然見たことないような気が…いつもアラジンやティトスとばかり話しているところしか見たことありませんが、まさか、ね…
・シェヘラ様の意外と俗っぽいところがよりシェヘラ様を身近に感じた…というかつるぺたサイコー!!
⇒シェヘラ様の「アリババ王は、私が初めて選んだあのひとに似ている…」には笑わせてもらいましたw