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マギ 第147夜「新たなる皇帝」の感想

もはや唯一の心の拠り所である姉の白瑛にさえ拒絶されてしまったというのか…


簡単なあらすじ


 煌帝国の次の皇帝となるのは一体誰なのか。煌帝国に帰還した皇子皇女達は亡き皇帝の元へと向かう。そこで皇帝の亡骸に付き添い皇子達を迎え入れたのは、皇帝の妻の練玉艶その人だった。実は玉艶は前皇帝の妻で白龍の実の母親で白龍の憎き敵でもある。しかもあからさまに紅炎に媚を売ったりして、次の皇帝は紅炎に決まりだと誰もがそう思っていたのだが…


次から次へと男を乗り換える、魔性の女・玉艶


 前皇帝を裏切り殺した後は現皇帝の妻となり、そして現皇帝が亡くなったら今度は紅炎に乗り換えようというのか。あからさまに媚を売るその姿には反吐が出そうになりました。なにしろ紅炎への抱きつき方身の委ね方手つきが母親のそれというよりはむしろ女のそれでしたからね。よくよく考えると玉艶は現皇帝の後妻で紅炎と直接の血の繋がりはないはずだから、今度は紅炎を皇帝にしてその妻の座に収まろうと考えていても、何ら不思議はありませんしね…


まさかよりにもよってあいつが次の皇帝だとは


 紅炎をはじめとしたこの場に居る皇子皇女達を差し置いて、よりにもよって玉艶が次期皇帝とは全くもって予想外でした。しかしこれは本当に現皇帝の遺志なのか、そもそも皇帝はずっとわずらっていた病が急変して亡くなったと言っていましたが、それすらも怪しく思えて仕方ありませんし、あの体中に鱗ができたような亡骸はどう考えても普通じゃありません。


そもそも玉艶の本当の目的は何なのでしょうか


 これまでどおり皇帝の妻という立場で、裏から国を操っていた方が都合が良かったはずなのに、国を二分するリスクを犯してまでしゃしゃり出てきたのは一体なぜなのでしょうか?もしかしたら煌帝国に内乱を起こさせることこそが玉艶とそのバックについているアルサーメンの真の目的なのか?しかしこの淫売ババアよくものうのうと嘘泣きまでして…マジで顔面グーパンしてやりたいです…


実の姉・白瑛にさえも拒絶されてしまった白龍


 しかし今の白龍はやることなすこと裏目に出ていますよね。それがたとえ親しい人間…それが血を分けた実の姉の白瑛とはいえ、自分とは異なる主義主張の人に対して、あんなふうに自分の考え方を強引に押し付けようとしたら、かえって逆効果になるのも無理ないことです。現に白瑛は白龍の言うことを受け入れられず、白龍の変わり様に怯えさえしていましたからね…

 たしかに白龍は力を手に入れ強くなりました。そして復讐のためにますます強くなっています。でもそのために大切な何かを失っていっているような気がしてならないのですよ。好きになった女性や実の姉からも受け入れてもらえず拒絶され、どんどん自分を追い詰めていっているようにも見えます。このままだと白龍はたとえ復讐を果たしたとしても救われない結末を迎えそうな予感がしてならないのですよ…


そして一人になった白龍の前に現れたのは…


 煌帝国のマギであるジュダルその人でした。まさかここにきて白龍と手を組もうとでも言うのか?でもたしか以前の白龍ならばジュダルとは距離を置いていたはず。でもでも実の姉にさえ拒絶されて一人になってしまった白龍がジュダルと手を組む可能性も有り得るのか?はたして白龍とジュダルの間でどんなやり取りが交わされるのか…
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└外伝:18巻、19巻-7月19日頃発売
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