漫画の感想とかを書いています。【ネタバレあり】

アルカも可愛いけどナニカが可愛すぎてあんなふうにスキって言われたらお兄ちゃんもう…

【簡単なあらすじ】

　前回、会長選はパリストンが当選するも、すぐさま副会長にチードルを指名して、自身は辞するという意外な結末を迎えた。一方、ゴンを治したキルアとアルカだったが、二人の元に兄のイルミが迫っていた。キルアがアルカを守りきれるのか、それともイルミに屈してしまうのか、はたしてどのような形で決着が着くことになるのか…

【裏ルールの真実】

　アルカに「お願い」すれば何でも叶えてくれるけど、その代わり失敗すれば多くの人が死にかねないリスクがあったわけです。ところが、キルアが「お願い」ではなく「命令」した場合だけは、ナニカは無条件で能力を使って叶えてくれるということが、イルミによって明らかになりました。おそらくそれはナニカがキルアのことをスキだからなんですね…

【イルミとの決着】

　どうなんだろう、イルミはキルアを完全な傀儡にしてアルカの能力を利用する気満々のようですが。キルアの警戒令が解除されたということはつまりどういうことなのかな？キルアがナニカに他の奴の「お願い」なんかもう聞くなと言ったことで、ナニカがおねだりで他の人達を危険に晒すリスクが無くなったと判断したからなのかな？よくわかりませんが…

【キルアとナニカ】

　それにしてもゾルディック家の他の家族達からも、家族ではない人間ではないとさえ言われていたナニカでしたが、ナニカもアルカと同じくお兄ちゃんのキルアがスキな普通の妹…女の子だったんですね。そしてキルアもナニカにお前はオレが守るずっといっしょだと、キルアにとってはナニカもまたアルカと同じく大切な妹なんだと思いましたね。

【アルカとナニカ】

「アルカに優しいお兄ちゃんは!!ナニカにも優しくなきゃダメ!!」
「アルカを守ってくれるなら!!ナニカも守らなきゃダメ!!」
「ナニカをいじめるお兄ちゃんなんかっ大キライ!!!」

　こうキルアに訴えてくるアルカの表情からは、彼女の強さと優しさが伝わってきました。何よりお兄ちゃんのキルアを全面的に信頼しているからこそ、自分とナニカのどちらも守ってくれると思っているからこそ、こんなことを言えるんでしょうね。一度はナニカにもう出てくるなと言ったキルアでしたが、アルカのおかげで目が覚めて、ナニカも自分が守ることを決意したんですね。それにしても涙目で強く訴えてくるアルカもまた可愛いなあ…