漫画の感想とかを書いています。【ネタバレあり】

バクマン。137ページ「巻頭カラーとセンターカラー」の感想

　新妻エイジの「CROW」を終わらせてなるものかと、福田組の漫画家達はエイジを抜いて1位を取ってやろうと、ある者は画力を向上させ、またある者は魅力的な新キャラを登場させ、またまたある者はドラマチックなストーリー展開に仕上げていた。そして「正義の三肩」と「GIRI」は巻頭カラーに合わせて勝負を賭ける、はたしてエイジ越えなるか…

　「正義の三肩」はどちらかといえば青年誌向けな内容ですが、現実でも読みたくなるような面白そうなマンガですからね。さらに法廷で対峙する検事と刑事の友情の話で、ドラマチックな逆転裁判ときたら盛り上がらないわけがありません。それを証明するかのように順位も徐々に上がっていき、これはいよいよ巻頭カラーでエイジを抜くのでは…

　担当の港浦はなんか役に立っていたんですかね？お笑い芸人のようなリアクションばかりが目立って、とても役に立っているようには見えないんですよね。せめてそのやる気の半分だけでもいいから、秋名愛子との打ち合わせの時にも見せてくれればいいのですが。そしていよいよ巻頭カラーの人気発表のときが、はたして「正義の三肩」の順位は…

　残念ながら2位、次の週のGIRIも2位で、両者共に巻頭カラーで最高に盛り上げたにも関わらず惜しくも届かず。それほど今のエイジの描く「CROW」は面白いってことなんでしょうね。そしてやはりというか平丸の漫画は絵が上手くなったくらいでは順位は上がりませんでしたね。もしかして中井さんが関わるとみな漫画家はダメになっていくのかな…

　そして最後のチャンスは亜城木夢叶がセンターカラーをもらった第34号となったわけです。そんで亜城木夢叶はこの回のカラーの何か仕掛けをしようとしますが、それにしても最初の色ネタはないと思いました。その後に仕上げてきた自分の部屋に一人でいるマコトのイラスト…まさか下の「9日 00分」というのに何か仕掛けがあるのでしょうか？


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