漫画の感想とかを書いています。【ネタバレあり】

ディアナ「か、桂木さん…私と、キスしませんか……？」

　何かを決意した表情のディアナから発せられた一言がこれ。突然ディアナにキスをせがまれて、さすがの桂馬も戸惑うばかり。って、ちょ、すぐ側にはハクアもいるんですけど、そんなぐっぐっと抱きつかれたりしたら！そうかと思えば桂馬を突き放して、私に近づかないでくださいこのケダモノとか酷い言われようだし。そんなディアナの意図とは…

　まあ大体予想はできていましたが、宿主の天理のことを想うがゆえの行動だったんですね。えっと、ディアナは早く力を取り戻して天理を解放してあげたい。でも女神の力の源の愛は月夜＆ウルカヌス組の方が優っている。天理の桂馬に対する愛が誰にも負けているはずがない。つまり力が戻らない原因はきっと私…ディアナ自身のせいだと…

ディアナ「私が桂木さんのことを、不潔で不気味で得体のしれない女好きの変態男だと思ってるせいで…」

　天理の愛を打ち消しているのかも、と。それにしても本人を目の前にそれはあまりにも酷いｗハァハァ、俺も、俺もディアナに殴られののしられたいです！そんでディアナは私もあなたを好きになるから今すぐ天理と愛の営みをと強引に迫ってくるではありませんか。もうディアナは天理を大切に想うがゆえにテンパってしまっているんじゃ…

　いつもは冷静で理知的なディアナだけど、真面目で融通が効かないからこそ、自分自身を責めて追い込んで、こんな大胆な行動に出てしまったんでしょうね。そこにディアナの目論見を阻止すべく、ずっと影から様子を見ていたハクア登場。二人の美少女女神と悪魔が一人の男を巡って言い争う光景は修羅場と言わずにはたして何と言うのか…

ハクア「大した話してるわけないでしょ!!こんな不潔で不気味で得体のしれない女好きの変態男!!」

　ハクアもディアナに負けず劣らずひでぇｗハァハァ、俺もディアナとハクアにぐいぐい踏みつけられたいです！でも二人とも桂馬を悪からず想っているから、こんな口ゲンカをしてしまうんですよね。ここでもすかさずディアナにフォローに入るところがさすが神様といったところ。さすがのディアナも素直に謝れたら、悪い気はしないのか…

桂馬「お前の力が戻らないのは…ボクのせいだよ…ディアナや天理には特別な迷惑をかけてる……他の娘と違って、事情を多く知ってるから……」

　桂馬はディアナに本当にごめん、と。それに対してディアナは私も前ほどあなたを嫌っていない、今は頼りにしていると。ディアナの表情がこれまでで一番女の子らしくて、可愛いことになっていました。桂木家を出て、家に帰る途中の天理の背中にはうっすらと翼が。これはつまりディアナの桂馬に対する好感度が上がって、力を取り戻しつつあるということでしょうね。

ウルカヌス「ときに桂木……まさか我々姉妹の宿主は全員お前の恋人…なんてことはないな？」

　そして早くもウルカヌスに五人同時攻略のことを気付かれかけていますｗでもこうして抱っこされているということは桂馬を悪からず想っている…のと同時に嫉妬深い一面もあるんでしょうね。月夜はウルカヌスと違って抱っこされるのは恥ずかしい…けど桂馬のことは信頼しているという顔でしたね。月夜は小動物っぽいところが可愛いです。

　そしてハクア…憎まれ口を叩いたり、キツイこと言うけど、それを桂馬が気にしていないか気にする、そんな女の子なんですよね、ハクアは。勢いで言っただけだから気にしないでと、こちらを心配そうに覗き込むハクアを思わず抱きしめたい自分がいました。桂馬にお前は別に攻略してないだろと言われて、無関係でよかったと言うハクアの心境やいかに。ただ単に攻略されたくないのか、それとも攻略云々抜きにして、桂馬に接してほしいと思っているのか…


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