漫画の感想とかを書いています。【ネタバレあり】

　主人公・奥村燐は弟の雪男と共に修道院で暮らしていた。弟がエリート校に進学を決めたのに対して、燐は生来の粗暴で不器用な性格が災いして、進学先はおろか就職さえままならない。そんな燐だったが、見えるはずのないモノが見えるようになっていた。それはこの世にあらざるべき存在＝悪魔、さらに燐自身にも恐るべき秘密があった…

　って、1話をくり返し何度も視聴して、wikiや公式サイトを読み返しても、あまりよく理解出来ていないんですけどね。冒頭のシーンからして意味不明ですが、悪魔祓いの儀式でもしていたのかな？燐の住む修道院は神父を始めとして祓魔師を生業としていて、実際に相談しに来る人もいた。しかし、燐自身は悪魔の存在を信じていない様子だったが…

　ついには燐にも悪魔…らしきモノが見えるようになってしまったわけです。それはすなわち燐の中に流れるサタンの…悪魔の血が目覚めたのだと。悪魔が見える前から、ストーブをぶっ壊していた青い炎も、悪魔の力だったんですね。それが一気に目覚めてしまったら、今でさえ支障をきたしているのに、もはや普通の生活を送ることは難しいんじゃ…

　せっかくスーパーのバイトに採用してもらったのに、悪魔にからかわれた女の子を守るために走り回った結果がクビですからね。本人は正しいことをやっているつもりが、周りからは理解してもらえない…損な役回りなんでしょうね。決められたルールの中で上手く立ち回れる弟とは正反対だなと思いました。そういえば弟は普通の人間のようですが…

　弟は祓魔師？弟にはサタンの血は流れていないのか？ハガレンのアルと似ているとも思いました。燐の悪魔の力が覚醒して、それを知った悪魔達と燐を守ろうとする祓魔師達の激しい戦いが繰り広げられることになりそうですね。もし修道院と父親を失ってしまったら、燐は行き場を失ってしまうことになってしまいますが…