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銀の匙 Silver Spoon 第2話「春の巻②」の感想

2011-04-12 (Tue) 22:44

 北海道の農業高校は、都会育ちの主人公・八軒勇吾にとっては、色々な意味で驚きの連続だった。そして今週から現場実習が始まるが、それがまた過酷で朝早くから夜遅くまで働き詰めでもう大変。それでも鶏を捕まえたり、鶏の卵を取ることで、鶏肉や卵を食べたときに味わえる感動の格別なことときたら。主人公やっていけそうかな…?

 鶏の卵が肛門から産み出されていたという事実は、ある意味前回の鶏の首を切り落としたシーンに匹敵する衝撃でした。一読者にすぎない私でさえ驚いたのだから、それを生で見ていた勇吾が感じた衝撃がどれだけすごかったのか。しばらく卵が食べられなくなるというのも無理がないというものです。

 まあ前回の自己紹介シーンからなんとなく予想していましたがね。やっぱり卵のようなクラスメート・タマコが同じ班になってしまいましたか。でも勇吾にとっては気の合いそうなメンバーが集まったので、それなりに充実した学生生活を送れそうな予感が。逆にヒロインの御影アキとはあまり接点がなさそうですが…

 一応同じクラスなんですよね。でも特に共通の話題とかもないですし、強力なライバルの幼なじみがいますし、なかなか難しそうです。そういえば主人公はまだ部活決めていない…アキと同じ馬術部に入ればまだ可能性はあるのかな。でも勇吾とアキが恋仲に…だなんて全く想像ができないのですが…

 それにしても朝早くから夜遅くまで働き詰め…農業高校の一日って、マジでこんなんなんですか?都会っ子の自分にはとても無理そうです。勇吾もかなりキツそうでしすね。何か夢や目標があるわけでもなく、寮があるからという理由だけで入った勇吾がはたしてやっていけるのか?これからいろいろとドラマがありそうですが…

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衝撃の大きさは、私達の無知の大きさ

第2話で鶏が卵を肛門から出すという事を聞いても正直な所、
私は「ああ、そうだったのか」というぐらいにしか驚きませんでした。
たしかにその話は今回初めて聞きましたが、
卵を食べるのに抵抗を覚えるほどの事とは思いませんでした。
食べるのは出てきた卵のからに包まれた中身のほうですし。
そんな事で卵が便と一緒というなら、
牛モツのホルモンなんて便が通る小腸そのものだし、
フグとかの魚の白子は人間でいえば私達男の股間にあるものです。
高級食材のフォアグラは、人間でいえばメタボになりかけたガチョウの肝臓。
ツバメの巣はある種類のツバメの唾液腺からの分泌物、つまり唾みたいなものです。
そして私達が普段食べている肉類の肉汁だって、
もともとはその動物の血液やリンパ液です。
それを考えれば、卵が肛門から出てくることぐらい
予想出来たことだと今になって思います。


それから第1話で鶏の屠殺を見て抵抗を覚えたとしたら、
それはいかに自国の農業、つまり自分達の食べる物について、
私達の考えがたりないのかということを
物語っているのだと思います。
私達の食卓に並ぶ肉類はただ一つの例外もなく、
かつて確かに生きていたいきもので、私達はそのいきものを殺して、
その屍を食べているのです。いろいろな所で言われていることですが
「いただきます」とは食材の命を頂いて自分を生かすということです。
そう自覚するように心掛ければ、
残飯をポイポイ捨てる気にならないのではないでしょうか? 
そして私達が直接手を汚さずに食材が手に入るのは農家の方々が
私達の代わりに血と泥と汗に汚れてくださるからなのです。
それを思うとこの漫画の行く先も興味深いものがありますね。
2011-04-17-22:11 語り部
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