漫画の感想とかを書いています。【ネタバレあり】

　ぐうっ、桂馬のヤツめ、俺のハクアと一つ屋根の下で一夜を過ごすだけでは飽き足らず、ハクアの入っているお風呂にまで入ってきやがった！しかも生まれたままの姿のハクアに裸で抱きついたくせに、何でもないかのような顔して無視しやがった！でもそのおかげでゲーム世界の神ではなく鬼になる覚悟をしたって、一体どういうことなのか…

　桂馬はそっけないどころか、ハクアのことなんて全然眼中に無い様子。でもそんなふうに相手にされず、ひどい扱いをされればされる程、ムキになるハクアは可愛いんですよね。たとえば桂馬がお風呂に入ってきた時、キャアアと悲鳴をあげたハクアはすごく女の子らしくて可愛かったですし。もうエルシィじゃなくハクアがバディーでいいんじゃね？

「ンな～にが!!問題ないよ!!」
「この変態のぞき犯罪者!!死ね!!しかも最低の死に方で死ね!!」

　いや字面だけ見るとこれ以上ない位の酷い悪態ですが。でもハクアの場合は好きな男の子に対する愛情の裏返しなだけに、思わずニヤニヤしてしまうんですよね。俺もハクアに殺したいと思われるような男になりたいです!!そして桂馬は昨夜の風呂のおかげで女神を出す覚悟ができたと。あれ、女神候補の子達を女神かどうか確認するんじゃないんだ…

「いや…女神を出すより…もっと大切なことがあるよ。」

　それがゲーム世界の鬼になることと何か関係が…どうやらあるようですね。あいかわらず強引で唐突に物事を進めていく桂馬にハクアもよくついて行っていると思います。エルシィだとただただ振り回されるだけなので、やっぱりハクアは優秀なんですね。さてまず桂馬は女神候補の一人、歩美を屋上へと呼び出しますが、そこで女神の話をするのか？

「でも…歩美だけには…誤解されたくないんだよ!!」
「あ…あ…歩美!!ボ、ボクは歩美が……」

　誰に呼び出されたかすぐにわかったかにも関わらず、歩美ってば気付かないふりしているけどモロバレだってばよｗ歩美は思ったことがすぐ顔や言葉や態度に出て、わかりやすすぎるところが歩美らしくて可愛いんですよね。桂馬のことを意識しまくりな歩美にニヤニヤが止まりません。って、ちょ、桂馬ってば、ナニ歩美に告白しちゃってるんですか…

「桂木－こ、この非常時に……何やってんのよ!!!」

　歩美はデレ具合が最高でしたな。俺も歩美にばかばか言われたいｗそしてハクアのお怒りもごもっともです。ああっ、ハクアにぐりぐり踏みつけられたらもう死んでもいいかもｗそんでもって桂馬が次に会いに行ったのは同じく女神候補のちひろ。さっきの歩美よりもわかりにくいけど、なんだか色々と不自然で、やっぱり桂馬を意識しちゃってるぞ。

・他の女神にかのんみたいにあっさりやられないためにも力をつけてもらう必要がある。
・そのためにも愛だ、だから桂馬は女神がいる娘とまた恋をすることにしたのだと。
・ここから始めて目標はもう一度キス。

　なるほどそれはまさに女神攻略編、再攻略編にふさわしい展開になってきましたね。しかし5人同時攻略はどうなのでしょうか？いまどきギャルゲでもあんなタイトなスケジュールでヒロイン達を攻略する主人公はいないですし。これは鬼というよりももはや鬼畜なのでは？もし一歩でも間違えたら、爆弾爆発、せつなさ炸裂、とんでもない修羅場になりそうな予感が…