2009-03-06 (Fri) 23:12
幼稚園の運動会の前日、突然高熱を出して倒れてしまった汐。汐を診に来た医者によると、それは渚と同じ原因不明の病気だということ。1週間、2週間、1ヶ月が経っても汐の状態は一向に良くなりません。そして朋也は仕事を辞めてつきっきりで汐を看病します。汐のために汐の側にいてあげようと…
「同じですね、渚さんと」
「残念ですが、原因はわかりません。ですがおそらく、渚さんのように今後もずっと…」
その医者の言葉を聞いた瞬間、絶望のどん底に叩き落されたような気持ちになりました。まだ小さいのに、あんなにいい子の汐が高熱で苦しむ姿はとても見ていられるものではありません。そして運動会当日、リレーのアンカーとなっていた朋也は運動会には出ず、アパートで汐の看病を…
「パパ、走らないの?」
「パパ、アッキーに勝って!」
「ちょっと悔しい」
こんなにパパのことが大好きなのに、パパの活躍する姿を見たがっていたのに、病気という名の運命に翻弄される汐が可哀想で仕方ありません。あの朋也に見せた弱々しい笑顔に思わずグッときてしまいました。でも汐の熱は1ヶ月経っても引くことはなく、朋也は仕事を辞める決意をしますが…
「かわりにお前のドライバーを貸せ。戻ってきたら返してやる」
「汐ちゃんが良くなったら戻って来い。それまで借りててやるから」
芳野祐介の人生と仕事の先輩としての優しさに思わず涙ぐんでしまいました。朋也が仕事に戻ってきやすいようにとの心遣いが胸を打ちます。病気で立つことすらままならないのに、一人でできると無理をしようとする汐の姿を見ていると、今すぐにでも抱きしめたい放っておけない気持ちになります。
「俺は、俺たち家族はこの街にただ弄ばれてるだけじゃないのか」
「いたずらに幸せを与えられ、それを簡単に奪い去られる」
汐を絶対に救うと強い決意をした反面、こんなときに渚がいてくれればと弱い一面を見せた朋也。渚のときも汐のときも幸せになったと思いきや、病気に翻弄されて、不幸のどん底に叩き落されてしまう。秋生の話を聞いていた朋也は自分の体験と合わせてこの街との繋がりを感じてしまいますが…
ずっとつきっきりで汐の看病をしている朋也もとても大丈夫なようには見えない憔悴しきった感じに。一瞬、幻想世界の冬景色が見えたのはそれだけあちらの世界と近づいているのかもしれませんね。パパと二人であのお花畑へ旅行に行きたいと言う汐、そんな汐の願いを無下にできるわけもなく…
無理をしてでも歩こうとする汐の姿を見ると、歩きたくても歩けない姿を見ると、頑張れ、頑張れ、汐と画面の向こうに何度も何度も言う自分がいます。あんなに弱りきった汐…汐と朋也はもう痛々しくて見ていられません。やがて降り始めた雪はとても白くて綺麗で、だからこそ切なくて儚げでもあり…
「パパ、今、どこ?もう電車の中?」
「暗い…夜なの?」
「パパ…大好き」
汐、そんな、まさか、ウソだろ…画面の向こうのパパ達もみんなお前のことが好きだぞ!だから…だから死ぬなあ!!朋也の中で汐との思い出が走馬灯のように思い出されて、在りし日の可愛らしい汐の姿が今はただとても辛くて悲しくて。
「嫌だあ、こんなのは嫌だあ!渚ぁ、汐を助けてくれ。渚ぁ!」
「誰かぁ、誰か汐を!渚ぁ…」
まさかこのまま二人とも死んじゃうとかそんな救われない展開は私も嫌です。汐に続いて朋也も倒れた後で、幻想世界に場面が切り替わったと言う事はやはり二つの世界と人物が繋がっているのでしょうか?幻想世界で少女とロボットが何かを成し遂げる事で、汐と渚も死なずに済むとか…
「残念ですが、原因はわかりません。ですがおそらく、渚さんのように今後もずっと…」
その医者の言葉を聞いた瞬間、絶望のどん底に叩き落されたような気持ちになりました。まだ小さいのに、あんなにいい子の汐が高熱で苦しむ姿はとても見ていられるものではありません。そして運動会当日、リレーのアンカーとなっていた朋也は運動会には出ず、アパートで汐の看病を…
「パパ、走らないの?」
「パパ、アッキーに勝って!」
「ちょっと悔しい」
こんなにパパのことが大好きなのに、パパの活躍する姿を見たがっていたのに、病気という名の運命に翻弄される汐が可哀想で仕方ありません。あの朋也に見せた弱々しい笑顔に思わずグッときてしまいました。でも汐の熱は1ヶ月経っても引くことはなく、朋也は仕事を辞める決意をしますが…
「かわりにお前のドライバーを貸せ。戻ってきたら返してやる」
「汐ちゃんが良くなったら戻って来い。それまで借りててやるから」
芳野祐介の人生と仕事の先輩としての優しさに思わず涙ぐんでしまいました。朋也が仕事に戻ってきやすいようにとの心遣いが胸を打ちます。病気で立つことすらままならないのに、一人でできると無理をしようとする汐の姿を見ていると、今すぐにでも抱きしめたい放っておけない気持ちになります。
「俺は、俺たち家族はこの街にただ弄ばれてるだけじゃないのか」
「いたずらに幸せを与えられ、それを簡単に奪い去られる」
汐を絶対に救うと強い決意をした反面、こんなときに渚がいてくれればと弱い一面を見せた朋也。渚のときも汐のときも幸せになったと思いきや、病気に翻弄されて、不幸のどん底に叩き落されてしまう。秋生の話を聞いていた朋也は自分の体験と合わせてこの街との繋がりを感じてしまいますが…
ずっとつきっきりで汐の看病をしている朋也もとても大丈夫なようには見えない憔悴しきった感じに。一瞬、幻想世界の冬景色が見えたのはそれだけあちらの世界と近づいているのかもしれませんね。パパと二人であのお花畑へ旅行に行きたいと言う汐、そんな汐の願いを無下にできるわけもなく…
無理をしてでも歩こうとする汐の姿を見ると、歩きたくても歩けない姿を見ると、頑張れ、頑張れ、汐と画面の向こうに何度も何度も言う自分がいます。あんなに弱りきった汐…汐と朋也はもう痛々しくて見ていられません。やがて降り始めた雪はとても白くて綺麗で、だからこそ切なくて儚げでもあり…
「パパ、今、どこ?もう電車の中?」
「暗い…夜なの?」
「パパ…大好き」
汐、そんな、まさか、ウソだろ…画面の向こうのパパ達もみんなお前のことが好きだぞ!だから…だから死ぬなあ!!朋也の中で汐との思い出が走馬灯のように思い出されて、在りし日の可愛らしい汐の姿が今はただとても辛くて悲しくて。
「嫌だあ、こんなのは嫌だあ!渚ぁ、汐を助けてくれ。渚ぁ!」
「誰かぁ、誰か汐を!渚ぁ…」
まさかこのまま二人とも死んじゃうとかそんな救われない展開は私も嫌です。汐に続いて朋也も倒れた後で、幻想世界に場面が切り替わったと言う事はやはり二つの世界と人物が繋がっているのでしょうか?幻想世界で少女とロボットが何かを成し遂げる事で、汐と渚も死なずに済むとか…
降り始めた雪・・・・ 1分で積もるとかこの町はどんだけ寒いんだろうか? …
2009/03/10 00:48 らしんばん@うぇーぶ